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授業科目名
担当教員
生物無機化学
楠木 正巳
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
265065 2 BT,WP 2 前期 II
[概要]
原子の中の電子の軌道,エネルギー,配置の原理を明らかにし,原子の周期表との関係を理解する。<BR>代表的な周期表の属の元素について理解する。これらの元素の生体での役割を理解する。<BR>金属錯体を理解する。<BR>ヘモグロビンなどの金属タンパク質を理解する。
[具体的な達成目標]
生物・生体に関係が深い無機元素の単体や代表的化合物の基本的性質と生体内での典型的な役割及びその重要性について理解することを目標とする。<BR>1) 原子中の電子,周期表の性質を理解する。<BR>2) 化学結合を理解する。<BR>3) 典型元素と生体での役割を理解する。<BR>4) 遷移元素と生体での役割を理解する。<BR>5) 鉄・銅・亜鉛その他の主要金属元素を含むタンパク質を理解する。
[必要知識・準備]
「基礎生物無機化学」を履修していることが望ましい。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 80  %無機化学の理解,知識の深さを評価するため筆記試験を行う。 
2小テスト/レポート 10  %演習をおこう。 
3受講態度 10  %授業中の態度の評価を行う。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
  1. 松本和子 監訳 Loppard Berg 著, 生物無機化学, 東京化学同人, ISBN:4-8079-0457-4
  2. 八木康一 編著, ライフサイエンス系の無機化学, 三共出版, ISBN:4-7827-0362-7
  3. 梶 英輔, 無機化学・錯体 -生体無機化学の基礎-, 廣川書店, ISBN:4-567-21150-2
[講義項目]
1. 原子の中の電子, 原子の電子配置<BR>2. 周期表, sブロック元素, pブロック元素<BR>3. dブロック元素、fブロック元素<BR>4. 化学結合,酸素、水素,電子伝達系,光合成,プロトンポンプ<BR>5. アルカリ金属元素、アルカリ土類金属元素,イオンポンプ,イオンチャンネル,神経伝達<BR>6. 炭素、窒素、リン,ハロゲン属元素,炭酸固定,窒素固定,ATP<BR>7. 酸化還元電位と電池<BR>8.遷移金属<BR>9.遷移金属と錯体,ヘモグロビン<BR>10. 希土類元素,レアアース<BR>11. 分光学,X線解析,核磁気共鳴<BR>12. 金属タンパク質1(金属プロテアーゼなど)<BR>13. 金属タンパク質2(電子伝達蛋白質)<BR>14. 金属タンパク質3(光合成蛋白質,膜蛋白質)<BR>15 総括評価(まとめ、試験)
[教育方法]
講義中心で、自作のプリントも用いて説明をする。演習を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)