授業科目名				担当教員
都市計画				大山　　勲
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
264391	2	CL	2	後期	月	II
［概要］
近代都市計画の技術・技法をわが国の法定都市計画を中心に学ぶ。近代都市計画は，安全、健康、快適な都市生活環境を築くために考案された技術・技法を法定制度で定めることによって効力を持つ．これら都市計画の立案、実行のための技術や技法は経験的な積み重ねの上に築かれたものであり、都市計画法の歴史的変遷の理解を前提にその技術、技法を学ぶ。そのために都市計画の発達過程を概観する．次に，都市計画の総論及び各論に関する基本的知識を習得し，現代の都市計画制度やその中での規制手段や都市計画技術について基本的な理解を深める．
［具体的な達成目標］
都市計画の歴史と思想の理解<BR>わが国における法定都市計画の理解<BR>土地利用計画の理解<BR>市民行政協働まちづくりの理解
［必要知識・準備］
（事前知識に役立つ科目）土木環境デザイン、コミュニケーション
［評価方法・評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 試験：期末期  30  % 知識の定着を問う。  2 試験：中間期  30  % 知識の定着を問う。  3 小テスト／レポート  40  % 実際に都市を見て調べ体験することでより理解を深める。レポートの全ての提出を定期試験受験資格とする。提出期限以降のレポートは大幅に減点される。
［教科書］
都市計画概論　第5版, 共立出版, ISBN:432007405X, (3900円)
［参考書］
日笠　端, 都市計画　第３版, 共立出版, ISBN:4320076451, (3990円) 西山　康雄, アンウィンの住宅地を読む, 彰国社, ISBN:4395003397, (2520円) 都市計画教科書　第３版, 彰国社, ISBN:4395006124, (3650円) 新建築学シリーズ10　都市計画, 朝倉書店, ISBN:4254268904, (4830円)
［講義項目］
１．都市とは、都市計画とは<BR>２〜４．都市計画の歴史と思想<BR>５〜７．わが国の近代都市計画の理念と実際<BR>８〜１０．わが国の法定都市計画（マスタープラン・土地利用計画）<BR>１１〜１３．わが国の法定都市計画（地区計画制度等）<BR>１４〜１５．個別計画の概要（住宅地、交通、景観、防災、環境、まちづくり）
［教育方法］
講義と調査レポート演習を中心に授業を進める。実際に見て実感を持つことが大事であるので、調査レポートを課す。講義ではできるかぎり各地の実践事例を紹介する。それによって具体的な技法の知識を深めるとともに、計画技術を使う者の備えるべき、哲学・思想・倫理のあり方を考えてもらいたい。<BR>　教科書・参考書を自身で学習することを前提とし、講義はその手助けをするため、教科書を補足する形で解説する。講義資料は事前あるいは事後にCNSを通じて配布する。講義中での解説を資料やノートに筆記していく形で講義をすすめる。
［JABEEプログラムの学習・教育目標との対応］
《土木環境工学科》 C.専門基礎学力 　社会基盤の設計・施工や環境保全技術を習得するための基盤として、構造力学、土木材料学、地盤工学、計画学、水理学及び環境工学などの専門基礎学力を身に付ける。 ◎
［その他］
１）ビオトープ管理士試験の一部免除認定の指定科目である。<BR>http://www.ecosys.or.jp/eco-japan/event/bio_kan/ichibumenjyo/yamanashi.htm<BR>２）Jabeeの履修分野「国土計画」の必修科目である。