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授業科目名
担当教員
アルゴリズムとデータ構造II
美濃 英俊
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
263214 2 F 2 前期 I
[概要]
アルゴリズムとデータ構造Iに引き続き、情報処理の幅広い場面で必要となる基本的なデータ構造とその適切な操作法(アルゴリズム)の原理、特徴、実装法、利用法を C++言語によるプログラミングを通じて習得する。計算の複雑性や、情報量などの定量的な評価法を学ぶ。C++言語の「クラス」と「継承」を用いたオブジェクト指向プログラミングを身に付ける。
[具体的な達成目標]
(1)C++言語におけるクラスと継承を適切に用いたプログラミングができる。<BR>(2)計算の複雑性が評価でき、オーダ表記が理解できる。<BR>(3)基本的なグラフアルゴリズムが理解できる。<BR>(4)各種ソーティングアルゴリズムを理解し、実装し、適切に利用できる。<BR>(5)文字列検索のアルゴリズムを理解し、実装できる。<BR>(6)情報量の概念と情報圧縮の基礎が理解できる。<BR>(7)外部記憶装置を用いた場合のアルゴリズムを理解、実装できる。
[必要知識・準備]
アルゴリズムとデータ構造I、同演習の内容を習得している必要がある。同期にアルゴリズムとデータ構造II演習を履修する必要がある。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %アルゴリズムの理解とプログラミング能力 
2試験:中間期 50  %アルゴリズムの理解とプログラミング能力 
[教科書]
  1. 指定しない。
[参考書]
  1. アルゴリズムとデータ構造Iに同じ。
[講義項目]
1. グラフアルゴリズム<BR> 2. グラフアルゴリズム<BR> 3. 中間試験、ソーティング<BR> 4. 素朴なソーティング、計算の複雑性、オーダ標記<BR> 5. ソーティング<BR> 6. ソーティング、中間試験<BR> 7. 外部記憶の利用<BR> 8. 外部記憶の利用<BR> 9. 文字列探索<BR>10. 情報量の基礎<BR>11. データ圧縮<BR>12. 中間試験、オブジェクト指向と継承<BR>13. オブジェクト指向プログラミング<BR>14. オブジェクト指向プログラミング<BR>15. 復習と評価
[教育方法]
アルゴリズムとデータ構造Iに同じ。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《コンピュータ・メディア工学科 コンピュータサイエンスコース》
(A)情報処理技術者としての自らの活動が自然や社会,人に与える影響を理解し,問題解決にあたることができる知識と技術,およびコミュニケーションスキルを習得する
(B)種々の型と構造をもつ情報の表現手法及び処理手法についての基本的な知識と技術を習得する.
(C)問題を形式的にモデル化し,そのモデルを基に問題解決する知識と技術を習得する.
(D)ソフトウェアの実現に必要な各種の道具や手法を習得・理解し,これらを組み合わせて問題解決を行える知識と技術,およびその自発的・継続的学習法を習得する.
(E)ソフトウェア製品を,そのライフサイクル全体に渡り協調して設計・開発・保守するための知識と技術を習得する.
[その他]
(未登録)