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授業科目名
担当教員
数値計算法及び実習
本田   建
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
261075 2 I 2 後期 III
[概要]
機械工学分野においてコンピュータによる技術計算は、単純な計算から多変数を扱う複雑な計算まで広い応用範囲がある。本講義では「数値計算及び実習」で学んだC言語を使い,基礎的な数値計算のアルゴリズムを理解し,プログラムを作成し実行させる実習をおこなう。また中級程度のコンピュータによる計算方法や作図についての講義および実習をおこなう。<BR>理解できない箇所がある場合にはオフィスアワーに教員室を訪ね,理解を深めておくよう期待する。各自勉学の計画をたて,学習目標を達成することを期待する。
[具体的な達成目標]
各課題のアルゴリズムを理解し、C言語でプログラムが作れるようになること。
[必要知識・準備]
1年生で学んだ「情報処理及び実習」と2年生で学んだ「数値計算及び実習」のC言語とUNIXの基礎的な知識が必要である。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 70  %与えられた課題を実行できているかどうか 
2受講態度 30  %真面目に課題に取組んでいるかどうか 
[教科書]
  1. 阿曽弘具, Cによる情報処理入門, 昭晃堂, ISBN:4785631066
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
  1.授業内容の概説とUNIXの基礎的な説明<BR>  2.Cプログラムの使用法およびレポートについて<BR>  3.課題1:統計処理の基礎<BR>  4.課題1の実習<BR>  5.課題1の実習<BR>  6.課題2:回帰直線<BR>  7.課題2の実習<BR>  8.課題3:行列演算と連立一次方程式の解<BR>  9.課題3の実習<BR> 10.課題3の実習<BR> 11.課題4:補間法<BR> 12.課題4の実習<BR> 13.課題4の実習<BR> 14.課題5:積分法<BR> 15.課題5の実習
[教育方法]
最初の2週はPCの使用法及びOSの基本コマンドの復習、電子メールの使用法、レポートの提出方法等の解説と実習を行う。その後、2または3週で1つの課題に取組む。1週目には課題の説明と課題を解くための数式の解説、アルゴリズムの解説を行い、時間が余ったら実習を行う。2週目以降は実習を行う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《機械システム工学科機械情報コース》
(B)工学のための基礎知識
機械工学を学ぶ上で基盤となる数学、物理や化学などの自然科学と情報技術の基礎知識を習得し、これらを機械工学へ活用できる能力を身につける。
(C)機械工学の専門基礎知識
機械工学についての基礎知識を修得し、これらの知識を活用することにより機械工学に関連する諸課題を創造的に展開する能力を身につける。
[その他]
オフィスアワー:後期火曜日5時限にA1−155の教員室で質問・相談を受付ける。