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授業科目名
担当教員
熱力学
綿打 敏司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
259230 2 AM 1 前期 IV
[概要]
熱力学は、大学レベルの化学や物理学を理解していく上での根幹の一つとなる熱と仕事に関する学問である。高校で学ぶ熱化学方程式や化学平衡の知識を前提して講義を始め、第一法則、第二法則、第三法則を理解し、それらを実際の化学変化などに応用できるようになることを目指す。
[具体的な達成目標]
1.仕事、エンタルピー、エントロピー、自由エネルギーなどの物理量の概念を理解する。<BR>2.化学反応の進行予測等の熱力学的知見を化学変化に適用できるようになる。
[必要知識・準備]
高校の化学・物理・数学全般<BR>理解をより確かなものとするために熱力学演習を同時に履修すべき。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %講義内容の理解 
2試験:中間期 40  %講義内容の理解 
3小テスト/レポート 10  %講義内容の理解 
4受講態度 10  %受講態度 
[教科書]
  1. Peter Atkins, Julio de Paula, アトキンス物理化学(上)第8版, 東京化学同人, ISBN:9784807906956,
    (千原秀昭・中村亘男訳)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回:気体の性質1 完全気体<BR>第2回:気体の性質2 実在気体<BR>第3回:第一法則1 基本的な概念A 仕事、熱、エネルギー、内部エネルギー<BR>第4回:第一法則2 基本的な概念B 熱のやりとり<BR>第5回:第一法則3 基本的な概念C エンタルピー<BR>第6回:第一法則3 基本的な概念D 断熱変化<BR>第7回:第一法則4 熱化学<BR>第8回:第一法則5 状態関数と完全微分<BR>第9回:中間評価と解説<BR>第10回:第二法則1 自発変化の方向A エントロピー<BR>第11回:第二法則2 自発変化の方向B エントロピー変化<BR>第12回:第二法則3 自発変化の方向C 第三法則<BR>第13回:第二法則4 自発変化の方向D ヘルムホルツエネルギーとギブズエネルギー<BR>第14回:第二法則5 第一法則と第二法則の結合<BR>第15回:総括・評価
[教育方法]
講義と演習を組み合わせることにより熱力学の理論と基礎を身につける。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)