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授業科目名
担当教員
入門化学I
佐藤 哲也/米崎 功記/長尾 雅則/三浦 章
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
259220 3 (未登録) 1 前期 I-II
[概要]
高校で学ぶ化学2の範囲から、大学の基礎教育で行なう化学の基礎事項について講義する。身近にある様々な化学製品や、地球環境における化学の役割と重要性を理解する。金属イオンの定性分析や化学反応の演示実験、分子模型の組み立てや簡易な実験を通して、化学の面白さを実感する。
[具体的な達成目標]
原子の構造と電子配置について理解する。<BR>1)原子量と元素単体の物理化学的性質に見られる周期性を理解する。<BR>2)化学反応式の書き方や化学反応の計算方法を理解する。<BR>3)化学結合と分子の構造について理解する。<BR>4)地球環境と化学の係わりについて理解する。
[必要知識・準備]
高校の化学に相当する基礎知識。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 20  %授業理解力、論理的思考能力、問題設定/解決能力 
2試験:中間期 20  %授業理解力、論理的思考能力、問題設定/解決能力 
3小テスト/レポート 30  %授業理解力、知的好奇心と探求力、情報収集/整理力、問題設定/解決能力 
4受講態度 20  %授業理解力、自発的勉学 
5発表/表現等 10  %表現力 
[教科書]
  1. 左巻健男編著、霜本伊佐男、 藤村陽、和田重雄著, 基礎化学12講, 化学同人, ISBN:9784759811520
[参考書]
  1. 実教出版編修部編, 増補四訂版 サイエンスビュー 化学総合資料, 実教出版, ISBN:978-4-407-31890-6
  2. A project of the American Chemical Society, 廣瀬千秋訳, 実感する化学(上巻 地球感動編), NTS, ISBN:ISBN:4-86043-096-4
  3. A project of the American Chemical Society, 廣瀬千秋訳, 実感する化学(下巻 生活感動編), NTS, ISBN:ISBN:4-86043-097-2
[講義項目]
(講義)<BR>第1回:化学とはどんな学問か <BR>第2回:原子の構造と電子配置 <BR>第3回:元素の周期表 <BR>第4回:物質の世界 無機物質<BR>第5回:化学式と化学反応<BR>第6回:化学反応式と物理量、モル濃度<BR>第7回:オゾン層、地球温暖化と化学<BR>第8回:化学結合1、共有結合<BR>第9回:化学結合2、金属結合とイオン結合<BR>第10回:化学反応の進み方と平衡<BR>第11回:酸と塩基、中和<BR>第12回:水・酸性雨と化学<BR>第13回:酸化と還元 <BR>第14回:エネルギーと化学<BR>第15回:総括・評価<BR><BR><BR>(実験)<BR>第1回:実験の安全教育<BR>第2回:ガラス器具、試薬等の取扱<BR>第3回:炎色反応<BR>第4回:定性分析<BR>第5回:種々の結晶の観察 <BR>第6回:分子模型 <BR>第7回:分子構造を描く<BR>第8回:有機化合物の反応(アルコールの酸化反応)<BR>第9回:有機化合物の反応(エステルの合成)<BR>第10回:反応熱の測定<BR>第11回:pHと指示薬<BR>第12回:酸化還元滴定<BR>第13回:電気分解<BR>第14回:電池 <BR>第15回:総括・評価
[教育方法]
授業は講義と実験の連続2コマの授業で構成されている。1コマ目の授業では物理化学、無機化学および有機化学の基礎について解説する。2コマ目の授業は、1コマ目の授業と関連した内容の入門的な化学実験を取り上げ、簡単な基礎実験を通じて、化学を実験機材の基本的な使用方法について学習し、化学の面白さを体験する。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)