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授業科目名
担当教員
基礎物理学I
岡村 美好
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
258200 2 JM・I過年度生 1 前期 III
[概要]
工学的問題を解くために必要な物理学の力学分野について学ぶ。力学の諸法則についての理解を深め,そこで学んだ基本的概念および原則を使って力学の問題を解く能力を習得する。
[具体的な達成目標]
1.ベクトルの概念を理解し,内積・外積,微分・積分の計算ができる。<BR>2.質点の簡単な運動について,運動方程式を立てて運動を調べることができる。<BR>3.力学的エネルギーや運動量,仕事の概念とその保存則について理解する。<BR>4.剛体の簡単な運動について,運動方程式を立てて運動を調べることができる。
[必要知識・準備]
高等学校で学んだ数学(ベクトル,微分・積分)と物理(力学分野)を復習しておくこと。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 35  %授業項目8〜14についての理解度 
2試験:中間期 35  %授業項目1〜6についての理解度 
3小テスト/レポート 30  %授業への出席状況,自発的学習 
[教科書]
  1. 譽田克彦、蓬田和夫,紺野忠, 工科系の基礎物理学, 学術図書出版社, ISBN:978-4-87361-097-9
[参考書]
  1. Raymend A. Serway, 科学者と技術者のための物理学 Ia 力学・波動, 学術図書出版社, ISBN:978-4-87361-074-0
[講義項目]
1.ガイダンス,ベクトル<BR>  スカラーとベクトル,ベクトルの合成と分解:正弦定理・余弦定理,座標による表現<BR>2.運動と座標(1)<BR>  質点の運動,一次元の運動:速度・加速度・回転運動,二次元の運動<BR>3.運動と座標(2)<BR>  二次元の運動:変位ベクトル・速度ベクトル・加速度ベクトル・ベクトルの微分,座標による表現の違い:直交座標・接線-法線座標系<BR>4.力と運動(1)<BR> 力の概念:重力・バネの力・摩擦力・場の力・力とベクトル;力のモーメント・トルク<BR>5.力と運動(2)<BR>  運動の法則,力の平衡,力学の問題の解き方<BR>6.第1回から第5回の講義内容に関する演習<BR>7.中間試験と振返り<BR>8.仕事とエネルギー(1)<BR>  仕事,運動エネルギー<BR>9.仕事とエネルギー(2)<BR>  保存力,ポテンシャル・エネルギー,ポテンシャル・エネルギーと保存力<BR>10.力積と運動量(1)<BR>  力積と運動量,衝突<BR>11.力積と運動量(2)<BR>  角力積と角運動量<BR>12.剛体の力学(1)<BR>  質量中心,固定軸のまわりの運動;慣性のモーメント<BR>13.剛体の力学(2)<BR>  剛体の平面運動;並進運動・偶力・剛体の運動方程式・剛体の力のつり合い<BR>14.第8回から第13回の講義内容に関する演習<BR>15.期末試験と振返り
[教育方法]
教科書に沿った講義の後,例題を解いて理解を深める。さらに練習問題を解いて理解度を把握するとともに問題を解く能力を培う。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)