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授業科目名
担当教員
基礎物理学II
有元 圭介
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
255220B 2 BT,WP 2 後期 III
[概要]
力学と並ぶ物理学の柱である電磁気学の基礎を学ぶ。私達の身の回りでは、電気的現象・磁気的現象がたえず起きている。これらの現象を支配している諸法則を、実験や資料を援用しながら学習する。
[具体的な達成目標]
・静電場に関する法則・概念を理解する。<BR>・静磁場に関する法則・概念を理解する。<BR>・電磁誘導現象およびその応用例が理解できる。<BR>・誘電体や磁性体の性質を理解する。<BR>・電磁波(光)の基本的性質を理解する。
[必要知識・準備]
高校の数学(特にベクトルと微分・積分)を復習しておくこと。<BR>高校物理の教科書を参照し、電気・磁気分野の内容について予習しておくこと(参考書2などを用いても良い)。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 20  %基本概念の理解度を評価する。 
2試験:中間期 20  %基本概念の理解度を評価する。 
3小テスト/レポート 60  %基本概念の理解度を評価する。 
[教科書]
  1. 視覚でとらえるフォトサイエンス 物理図録, 数研出版, ISBN:9784410265112
[参考書]
  1. 砂川重信, 電磁気学 初めて学ぶ人のために, 培風館, ISBN:978456302237,
    (初学者向けに要点をコンパクトかつ丁寧にまとめた本です。授業の予習・復習に最適なだけでなく、演習問題も充実しており、自習用にお勧めです。)

  2. 西野友年, ゼロから学ぶ電磁気学, 講談社, ISBN:9784061546721,
    (電磁気学は全く初めて”という人におすすめです。)
[講義項目]
1.オリエンテーション 講義内容の概要<BR>2.高等学校で勉強する物理学(電気・磁気)の復習<BR>3.電荷と電場<BR>4.静電場の諸法則・諸概念<BR>5.導体と誘電体<BR>6.静磁場の諸法則・諸概念<BR>7.磁性体中の磁場<BR>8.電磁場のエネルギー<BR>9.電気回路の基本法則<BR>10.演習と解説<BR>11.電磁誘導の法則<BR>12.変位電流とマクスウェル方程式<BR>13.光の粒子説・波動説<BR>14.電磁波(光)の性質<BR>15.評価・総括・まとめ
[教育方法]
身近な現象の背後にある概念や原理を、実験・資料を利用しながら体験的に理解できるようにする。また、演習問題・レポート課題を課し、学生自らが手を動かして内容を確認できるようにする。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
(未登録)
[その他]
(未登録)