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授業科目名
担当教員
基礎化学III
西田  継
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
254331 2 CL 2 後期 IV
[概要]
多様な有機化合物を生む結合の成り立ちを理解し,有機化学における命名法,構造,反応についての基礎的なルールを習得したのち,身近な生体分子やプラスチックの構造上の特徴と機能を説明できることを目標とする.
[具体的な達成目標]
1.電子軌道と関連付けて炭素の結合を説明することができる。<BR>2.有機化合物の命名法と分子式を理解し、逆にそれらの構造を書くことができる。<BR>3.構造や官能基から有機化合物を分類することができる。<BR>4.異性体を理解し、構造の違いを図示することができる。<BR>5.代表的な生体分子の特徴を解説することが出来る。<BR>6.代表的な人工高分子の特徴と簡単な合成反応を表すことができる。<BR>7.代表的な有害有機化学物質を解説することができる。
[必要知識・準備]
高校の化学と重なりを持ちながらさらに発展した内容を扱うため、高校の化学の知識があることが望ましい。基礎化学I・IIを履修していると理解が充実する。
[評価方法・評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %後半の講義理解度 
2試験:中間期 50  %前半の講義理解度 
[教科書]
  1. 化学 基本の考え方を中心に, 東京化学同人, ISBN:4807903349
  2. 化学 基本の考え方を中心に 問題と解答, 東京化学同人, ISBN:4807903357
[参考書]
  1. ACS, 実感する化学(下巻)生活感動編, NTS, ISBN:4860430972,
    (訳本。(上巻)地球感動編)

  2. モリソン&ボイド, 有機化学(上、中、下), 東京化学同人, ISBN:4807904019&27&35
[講義項目]
1.電子配置、原子軌道<BR>2.分子軌道、化学結合<BR>3-4.炭化水素<BR>   命名法,構造式,異性体<BR>   アルカン,アルケン,アルキン,芳香族<BR>5-6.官能基<BR>   アルコール,エーテル<BR>   アルデヒド,カルボン酸,エステル<BR>   アミン<BR>7.中間評価:中間総括・まとめ<BR>8-10.炭水化物、脂質、タンパク質、核酸の構造と性質<BR>11-13.高分子材料<BR>14.有害有機化学物質<BR>15.評価:総括・まとめ
[教育方法]
講義形式で進める。演習により、構造や反応の理解を深める。
[JABEEプログラムの学習・教育目標との対応]
《土木環境工学科》
B.技術者としての知的基盤の形成
 土木環境工学の専門知識習得に必要となる数学、自然科学及び情報処理の基礎学力を身に付け、土木環境技術者としての知的基盤を形成する。
[その他]
特になし