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授業科目名 フランス思想研究A
時間割番号 181112A
担当教員名 井上 範夫
開講学期・曜日・時限 前期・月・III 単位数 2
<対象学生>
3年、4年
<授業の目的および概要>
フランスの現状、歴史、生活様式、考え方、等に関わるテクストを読みながら、フランス社会の特質、情勢、問題点について考えます。
<到達目標>
フランス語原文の読解力を高めるとともに、フランス社会の多面性、多様性についての認識を深めること。
<授業の方法>
演習形式で行ないます。受講生に順次、テクスト読解をしてもらいます。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 70  %読解力、認識の進展を計ります。 
2受講態度 30  %不断の勉強努力を見ます。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
フランス社会に於ける人種差別の問題について、父親が10歳の娘に解説する平易なテクストを読み、今日のフランス(また世界)が抱える移民問題、異文化共生、政治・経済的格差、等について考えていきます。
<テキスト>
  1. Tahar Ben Jelloun, Le racisme expliqué à ma fille, Seuil,
    (テクストについては、プリントを配布します。)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
 選んだテクストを受講生が交代で読解してゆきます。またテクストを中心に、様々な問題について討議したいと思います。<BR>1)〜3)Introduction, racisme<BR>4)〜6)diff&eacute;rences socioculturelles<BR>7)〜9)bouc &eacute;missaire<BR>10)〜13)histoire(ecclavage,colonialisme,g&eacute;nocide)<BR>14)まとめと試験<BR>15)総括評価と解説