授業科目名
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ドイツ語文法・読解II
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時間割番号
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181041
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担当教員名
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宮永 義夫
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開講学期・曜日・時限
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前期・水・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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国際文化コース 2〜4年生
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<授業の目的および概要>
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中級レベルにふさわしいドイツ文学やテキストの抜粋の精読。<BR>テキストの読解を通して、初級文法では扱わない、ドイツ語の様々な側面を理解することを目指す。テキストの持つ文化的背景を考慮に入れながら、ドイツ的なものの見方について考察する。本年度は特に言語構造の把握に重点を置く。
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<到達目標>
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ドイツ語に慣れ親しんで、特に、読み、書く力を十分に身に付け、ドイツ語の新聞記事を辞書なしで読めるようになり、ドイツ語で、簡単な手紙が書けるようになることを目指す。
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<授業の方法>
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授業は、毎回、演習方式で行う。受講生が、自発的に発言して、自ら文法構造の説明が出来るように、十分な準備を課す。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート | 30 % | 思考の深さ、誠実さ、独創性 | 2 | 受講態度 | 30 % | 出席2/3をもって受講したとみなす。 | 3 | 発表/表現等 | 40 % | 参加への積極性 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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言語の学習は<BR>1)異文化を受け入れる開かれた心を養う訓練(しつけ)<BR>2)言語を取り巻く自然(風土)・文化・社会{言語環境}を理解する訓練<BR>3)言語構造を理解する訓練<BR>4)言語運用を理解する訓練<BR>5)言語を運用する訓練<BR>6)語られた(書かれた)内容を理解する訓練<BR>7)語るべき(書くべき)内容を獲得する訓練<BR>8)語る(書く)人を全体として理解する訓練<BR>9)自らの語る内容と行為が及ぼす影響を理解し、配慮する訓練<BR>10)言語使用が最終的には、争い、滅びへと至らしめる道具ではなく、融和、協力、生 き延びるための道具となるように努力し、配慮する訓練<BR>から成り立っています。この授業は5)〜10)を主に問題にしています。何をしているのか、あるいは言葉を学ぶとはどういうことかを常に考えて取り組んでもらいたい。
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<テキスト>
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- 岸孝信, コンパクトドイツ語文法II, 郁文堂, ISBN:978-4-261-01245-3
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<参考書>
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- 独和辞典, 特に指定はしない
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<授業計画の概要>
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テキストを選び、その中に出現した表現を、読む、話す、書く、聞くという4技能に分解し、毎回訓練を行う。対象とするトピックによって、その比率は均等にはならないことを承知されたい。文法と併せて行う。<BR><BR>教科書の課の内容から、<BR>1)zu不定詞句の用法<BR>2)zu不定詞句のテキストによる分析<BR>3)分詞の用法<BR>4)分詞の用法のテキストによる分析<BR>5)受動態<BR>6)受動態のテキストによる分析<BR>7)これまでのまとめと復習<BR>8)指示代名詞derの用法<BR>9)指示代名詞derの用法のテキストによる分析<BR>10)関係詞(1)<BR>11)関係詞のテキストによる分析(1)<BR>12)関係詞(2)<BR>13)関係詞のテキストによる分析(2)<BR>14)接続法とは、全体のまとめ、課題の設定<BR>15)接続法のテキストによる分析、課題の評価、今後に向けて
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