授業科目名
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舞踊人類学
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時間割番号
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170231
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担当教員名
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木村 はるみ
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開講学期・曜日・時限
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集中・(未登録)・(未登録)
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単位数
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2
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<対象学生>
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舞踊・演劇・芸能などの実演芸術に興味を持つ方
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<授業の目的および概要>
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世界と日本の舞踊や演劇の起源と歴史を文化人類学的に考察する。物語や神話との関係にも範囲を広げる。
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<到達目標>
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人間の文化の中に、全身を持って行う象徴法があること、日常の中に非日常が組み込まれる文化の創造の構造と人間の「変身」の観点から、舞踊や演劇について考え、歴史人類学的資料とコンテンポラリーな視点からの創造活動を理解する力を育てる。
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<授業の方法>
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講義、映像を使った演習形式も含む。(学外での鑑賞授業も考えています。)
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート | 30 % | 明解性、独創性、内容の深まり、(フィールド調査) | 2 | 受講態度 | 30 % | 積極性、まじめ、 | 3 | 発表/表現等 | 30 % | 独創性、調査、考察の在り方、説得性、自分の意見をしっかりと持つ | 4 | その他 | 10 % | 他者とのコミュニケーション力、協力的な態度 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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古代・中世の人たちは、日常に異界の存在を感じ、絵にしたり、演劇にしたり、お面を作ったりして踊っていました。鬼、天狗、河童、天女、人魚、これらの登場にはどのような背景があるのでしょう。みなさんと一緒に物語と実演芸術の関係を調べていきましょう。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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- 梅棹忠夫、, 比較芸能論
- 河竹登志夫, 比較演劇学
- 岩波講座、文化人類学, 神話とメディア
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<授業計画の概要>
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1、オリエンテーション<BR>2、比較芸能論<BR>3、芸能の発生<BR>4、儀式とパーフォーマンス<BR>5、日常と非日常<BR>6、天界・異界・地上界をむすぶ<BR>7、暦<BR>8、なぜ踊る? どう踊る? いつ踊る?<BR>9、舞踊の歴史(古代)<BR>10、舞踊の歴史(中世)<BR>11、舞踊の歴史(近世)<BR>12、日本の芸能史<BR>13、世界の舞踊<BR>14、調査・研究<BR>15、総括評価・まとめ
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