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授業科目名 運動と健康
時間割番号 170202
担当教員名 福永  茂
開講学期・曜日・時限 後期・火・III 単位数 2
<対象学生>
生涯学習課程、課程共通専門科目
<授業の目的および概要>
運動と健康の関わりについて学ぶ。「運動は健康によい」という認識から「運動は食事や睡眠と同じく、行わないと健康に悪い」という認識へと発展させることを目的とする。また、「健康は先祖や親からいただいたもの」という認識から「健康は権利である」へと発展させる。
<到達目標>
「運動と健康の関わり」について科学的認識を発展させる
<授業の方法>
○課題提示→個人作業→グループ討議→全体討議<BR>○仮説の検証のための活動<BR> ◎個人による調査→個人によるプレゼンテーション<BR> ◎グループ討議→グループによるプレゼンテーション<BR>○一斉講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 50  %運動と健康の関係についてのレポートを評価する 
2受講態度 20  %全授業数の75%の出席を要求する 
3発表/表現等 30  %課題について発表し,そのプレゼンテーション能力を評価する 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
「運動」・「健康」と何気なく使われている語に含まれる意味を追求する。<BR>果たして「運動すると健康になれるのか」「運動すると長生きできるのか」「運動すると病気にかかりにくくなるのか」、などを追究することにより、巷で間違って認識されている知識を、正しい知へと返る努力をしよう。<BR>オフィスアワーは毎週水曜日
<テキスト>
  1. なし
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
 1.「運動すると病気にかかりにくくなるのか」<BR> 2.「スポーツ選手は長生きか」<BR> 3.「成長期に運動すると背が伸びるのか」<BR> 4.「運動すると身体機能は発達するのか」<BR> 5.「運動すると頭は良くなるのか、悪くなるのか」<BR> 6.「運動・スポーツ・体育・レクリエーション・歩いて通勤、これらはみな違うのか」<BR> 7.運動が身体に及ぼす影響について(細胞・組織・器官・器官系・個体)<BR> 8.「健康とはどういうことか」隣のおじさんに説明せよ。<BR> 9.「健康の定義」を集めてくる(世界中・歴史的)<BR>10.WHOの健康の定義を批判する<BR>11.生命の私事性・身体の私事性・健康の私事性<BR>12.権利としての健康健康観を述べる個人の立場の分析(年齢と健康状態と文化の違い)<BR>13.健康とWELLNESSとQOL<BR>14.「運動をしないと健康に悪い」の例示<BR>15.運動と健康