授業科目名
|
住生活論
|
時間割番号
|
163664
|
担当教員名
|
田中 勝
|
開講学期・曜日・時限
|
後期・水・II
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
家政教育専修2年生以上
|
<授業の目的および概要>
|
日本の住まいや住生活の変遷を歴史的、地域的、階層的な視点から解説し、今後の人口減少社会や少子高齢社会における住まいや住生活について展望する。また、分譲マンションの維持管理、木造住宅の耐震改修、欠陥住宅問題、シックハウス症候群、ユニバーサルデザイン、コーポラティブ・ハウジング、防災まちづくり等のトピックについても取り上げたい。
|
<到達目標>
|
日本の多様な住生活問題を理解し、その解決のために住み手として何をなすべきかを考え、実践できる力を養う。
|
<授業の方法>
|
ビデオを活用する。また新聞記事を使って現代社会の多様な住生活問題を掘り下げていたきたい。授業は少人数によるゼミ形式とする。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート | 90 % | 授業理解力、問題設定/解決能力、論理的思考能力、情報収集/整理力 | 2 | 受講態度 | 10 % | 日常的勉学努力 |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
住み手(消費者、生活者)の視点から住生活の現代的問題を考えます。普段から新聞に目を通し、住生活に関する記事をスクラップしておくとよいでしょう。
|
<テキスト>
|
- 特に指定しない。
|
<参考書>
|
- 授業中に適宜紹介する。
|
<授業計画の概要>
|
1.住まいとは何か。住生活はどうあるべきか。 <BR>2.日本の住生活の変遷(1) <BR>3.日本の住生活の変遷(2) <BR>4.データにみる日本人の住まい方 <BR>5.住み方の地方性・地域性<BR>6.西山夘三と住み方調査 <BR>7.食寝分離論とダイニングキッチン <BR>8.間取りから住生活を読み取る (1)戸建住宅の場合 <BR>9.間取りから住生活を読み取る (2)集合住宅の場合<BR>10.高齢者の住生活<BR>11.ハウジングの動向(コーポラティブハウジングなど) <BR>12.現代の住生活問題(1)−分譲マンションの管理問題<BR>13.現代の住生活問題(2)−欠陥住宅<BR>14.現代の住生活問題(3)−住まいの耐震性<BR>15.現代の住生活問題(4)−シックハウス症候群
|