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授業科目名 栄養化学
時間割番号 163642
担当教員名 時友 裕紀子
開講学期・曜日・時限 後期・木・IV 単位数 2
<対象学生>
家政教育専修2〜4年生
<授業の目的および概要>
 小・中・高校の「家庭科」で扱われている「食物」分野を深化させるために、栄養学の基礎的内容について学習する。三大栄養素の消化、吸収、代謝,ライフステージと栄養との関連、および食育における課題等について解説する.
<到達目標>
(1) 三大栄養素の消化・吸収,(2) 栄養素の代謝, (3) 栄養とライフステージとの関連、についての理解.<BR>小・中・高等学校の家庭科学習における「栄養」についての学習や食育全般の現状理解と考察.
<授業の方法>
教科書、食品成分表,プリントを使って講義する。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %授業の内容を理解しているか、基礎的知識を獲得できたか、評価する。 
2試験:中間期 30  %授業の内容を理解しているか、基礎的知識を獲得できたか、評価する。 
3受講態度 30  %3/4以上の出席は単位取得の不可欠条件となる。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
受講生は食物学概論を履修済みの学生とします.
<テキスト>
  1. 北岡正三郎, 四訂版 入門栄養学, 培風館, ISBN:4563073253,
    (講義時に必ず携帯すること)

  2. オールガイド五訂増補食品成分表2010, 実教出版, ISBN:9784407318937,
    (講義時に必ず携帯すること)
<参考書>
  1. わかりやすい栄養学(改訂2版), 三共出版, ISBN:4782705050,
    (その他、授業のなかで適宜紹介する)
<授業計画の概要>
順序が変更になる場合がありますが,以下の内容でおこないます.<BR>1.「栄養化学」学習の意義.「食物学概論」の復習<BR>2. 消化と吸収<BR>3. 炭水化物の代謝<BR>4. 脂質・たんぱく質の代謝<BR>5. 妊娠期,授乳期の栄養<BR>6. 新生児期,乳児期の栄養<BR>7. 幼児期,学童期,思春期の栄養<BR>8. 成人期,高齢期の栄養<BR>9. 小学校家庭科における「栄養」の学習について<BR>10. 中・高等学校における「栄養」の学習について<BR>11. 食育の課題 学校給食について<BR>12. 食育の課題 地域の食生活について<BR>13. 食育の課題 食文化の理解<BR>14. 食育の課題 食品の安全についての正しい理解 <BR>15. 総括、フリーディスカッション