授業科目名
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家族関係論
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時間割番号
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163604
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担当教員名
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堤 マサエ
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開講学期・曜日・時限
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前期・水・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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家政教育専修2年生以上
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<授業の目的および概要>
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家族に関する概念規定はそれぞれの立場によって異なるが、家族の概念を整理しつつ、社会や個人に対して家族が果たしている諸機能について概説し、かつ、家族周期を含め、昨今、見られる「少子化」「離婚」「家族の多様化」などの現象について講義する。また、家族法の内容も一部含める。
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<到達目標>
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昨今の家族が抱えている問題や家族法(民法 親族編)の基本理念を理解させる。
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<授業の方法>
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必要に応じてコピーを配布し、講義を進める。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 50 % | 家族関係の基本、家族の果たしている機能を理解しているか、否か。 | 2 | 小テスト/レポート | 20 % | 家族関係に関わるレポート | 3 | 受講態度 | 30 % | 1回の平常点/出席点を1から2点以内とする。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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近い将来、自分自身の問題として聴講すること。
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<テキスト>
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- 石川 実, 現代家族の社会学, 有斐閣ブックス, ISBN:464108579X
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<参考書>
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- 田山輝明, 事例で学ぶ家族法, 法学書院, ISBN:4587036714
- 中川 淳, 夫婦・親子関係の法理, 世界思想社
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<授業計画の概要>
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1.オリエンテーション<BR>2.家族の諸概念<BR>3.家族の類型<BR>4.近代家族の生成<BR>5.家族の諸機能(対個人)<BR>6.家族の諸機能(対社会)<BR>7.家族機能の変遷<BR>8.家族内の人間関係(夫婦関係)<BR>9.家族内の人間関係(親子関係)<BR>10.家族周期の構造<BR>11.家族の病理<BR>12.婚姻の形態(民法上の婚姻)<BR>13.少子化の諸影響<BR>14.離婚と子どもの養育(民法上の離婚要件、親権設定など)<BR>15.家族の多様化の内容
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