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授業科目名 武道
時間割番号 163250
担当教員名 小山 勝弘
開講学期・曜日・時限 前期・木・IV 単位数 1
<対象学生>
全学生
<授業の目的および概要>
柔道修業の目的を理解させると共に,柔道の基礎となる受け身を中心に,体さばきおよび技の基本を演習する。中学校,高等学校での柔道指導を念頭に置き,初心者への指導法と注意点など理解し,師範できるようにする.また嘉納治五郎の足跡を学び,日本における武道の意義について考察する.
<到達目標>
1.柔道の歴史について講道館柔道を中心に学び,武道としての柔道の価値を理解できる.<BR>2.前受身,後受身,横受身,前廻受身を状況に応じて適切に行うことができる(護身).<BR>3.複数の投技(立技と捨身技)を「崩し」と「体捌き」の理合を理解して習得し,その習熟のための工夫ができる.<BR>4.複数の固技(抑技,絞技,関節技)をを理解して習得し,その習熟のための工夫ができる.<BR>5.審判規定に従って相手を尊重して安全に簡易試合を行い,得意技を身につけることができる.
<授業の方法>
実技と講義
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %柔道の歴史的背景,技の習熟度,審判規定などについて客観的に評価する(記述,および実技試験) 
2小テスト/レポート 20  %系統的な技の学習単位毎に達成度評価を行う. 
3受講態度 30  %実技科目であるため出席して取り組むこと自体が重要である.1回の出席につき2点ずつ加点する. 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
日本で生まれ,世界に誇るスポーツ,文化である柔道を体験し,背景にある深遠な人間教育の思想,精力善用の原理に触れてみよう.
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
  1. 本村清人, 新しい柔道の授業づくり, 大修館書店, ISBN:4469265233
<授業計画の概要>
1.オリエンテーション/柔道着の扱い方,柔道着の握り方,礼法,進退動作<BR>2.柔道に利用される体ほぐし運動<BR>  体捌/受身の種類と使い方(概説)<BR>3-4.横受身(蹲踞姿勢から,立位から)<BR> 投技(出足払,膝車,支釣込足,送足払)と簡易試合<BR>5-6.後受身(蹲踞姿勢から,手押し相撲から,立位から)<BR> 投技(小内刈,大内刈,大外刈)と簡易試合<BR>7-9.前廻受身(座位から,立位から)<BR> 投技(巴投,体落,大腰,背負投,一本背負投,払腰,内股,跳腰)と簡易試合<BR>10-12.固技(抑技,絞技,関節技)と簡易試合<BR> 抑技(袈裟固,横四方固,上四方固,縦四方固,肩固)<BR> 絞技(十字絞,送襟絞)<BR> 関節技(腕緘,腕ひしぎ十字固)<BR>13.自由練習,国際柔道連盟試合審判規定<BR>14.試合(個人,団体),審判<BR>15.評価:総括・まとめ