授業科目名
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地域保健学
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時間割番号
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163228
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担当教員名
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小田切 陽一
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開講学期・曜日・時限
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前期・金・I
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単位数
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2
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<対象学生>
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(未登録)
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<授業の目的および概要>
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疾病予防、健康管理、衛生行政、医療制度、社会保障など社会の健康への取り組みを理解するために、わが国の地域保健活動がライフサイクルを通じて地域・職場・学校等でどのように展開されているかについて学修する。わが国が直面している少子高齢社会における多様な地域保健課題について理解する。
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<到達目標>
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少子高齢社会の現状について説明できるとともに、保健医療福祉の諸課題に対する地域保健活動の具体的なとり組みの現状について説明できる。
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<授業の方法>
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教科書(必携)に沿って講義形式で進めていく。理解を深めるために視聴覚教材などを適宜使用する。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 50 % | 授業内容の理解度を確認する | 2 | 小テスト/レポート | 50 % | レポート課題2題(各10%) 講義後の確認小テスト(30点) |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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少子高齢化が進行する中、人々の健康を維持し増進するためには、保健・医療や福祉の制度や役割を理解することはとても重要です。地域保健に関する法や制度はめまぐるしく変更されているため、常に最新の知識を得ることが求められます。幅広い関心と知識の更新が必要であり、新聞やインターネットを通じた日常の情報収集が学習への興味と関心を高め、学習効果をあげる一法です。
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<テキスト>
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- 竹田 安達, わかりやすい公衆衛生学, 三共出版
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<参考書>
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- 国民衛生の動向 2011/2012, 厚生統計協会
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<授業計画の概要>
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(1) 地域保健 衛生行政のしくみと地域保健活動の意義<BR>(2) 我が国の地域保健活動の歴史と現代的課題<BR>(3) 保健統計 保健統計からみた地域の健康・福祉課題 人口の高齢化<BR>(4) 保健統計 保健統計からみた地域の健康・福祉課題 少子化<BR>(5) 保健統計 主要な死因別にみた保健課題1<BR>(6) 保健統計 主要な死因別にみた保健課題2<BR>(7) 母子保健 母子保健の意義 母子保健対策の現状<BR>(8) 母子保健 母子保健統計からみた課題<BR>(9) 成人・老人保健 成人・老人保健の意義 生活習慣病とその対策、<BR> 高齢者の保健福祉対策、介護保険制度、保健・医療・福祉の連携 等<BR>(10)高齢者福祉 介護保険制度<BR>(11)学校保健 <BR>(12)精神保健 概要のみ<BR>(13)医療制度1<BR>(14)医療制度2<BR>(15) 評価・総括・まとめ
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