授業科目名
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量子の数理I
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時間割番号
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162607
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担当教員名
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市村 純
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開講学期・曜日・時限
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前期・金・I
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単位数
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2
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<対象学生>
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3年次生
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<授業の目的および概要>
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現代物理学の理解に必要な量子論について数理的に学ぶ。粒子性・波動性の事実、エネルギ−準位の不連続性、波動関数などの量子力学の概念を理解した後、波動関数の取り扱い方を電子の運動を中心に理解を深める。
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<到達目標>
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量子の数理を理解するには運動の数理や場の数理で理解したことが役立つだけでなく、数学的な数理も活用することになります。目に見えない電子・原子・分子の運動の理解に量子力学がどのような役割をするかの知見を深めることが目標。
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<授業の方法>
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講義主体。毎回、講義の最後に理解度を確認するために小問題に取り組む。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 30 % | 法則の定性的理解力・基本的計算力・応用力 | 2 | 試験:中間期 | 20 % | 法則の定性的理解力・基本的計算力 | 3 | 受講態度 | 50 % | 数理的な理解は勤勉さと継続性が重要です。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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日常的な感覚からは見えない微視的世界の法則(量子の世界)を理解するには、見える世界での概念の法則に慣れていることが重要です。3年次までに修得した(はずの)運動の数理や(電磁)場の数理や数学を復習しておいてください。
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<テキスト>
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- 小出昭一郎, 量子力学 (I)(基礎物理学選書シリーズ), 裳華房基礎物理学選書, ISBN:4785321326
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<参考書>
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- 量子力学入門, 岩波書店, ISBN:4000077465
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<授業計画の概要>
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0. 前期量子論<BR>1. 量子力学の誕生<BR>2. 観測問題<BR>3. 波動関数とは<BR>4. 1粒子の波動関数<BR>5. 波動関数と物理量<BR>6. 中心力場内の粒子<BR>7. ハイゼンベルグ描像
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