授業科目名
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代数的構造
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時間割番号
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162405
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担当教員名
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大西 良博
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開講学期・曜日・時限
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前期・火・IV
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単位数
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2
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<対象学生>
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3−4年次生<BR>(群の構造を履修しておくこと)
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<授業の目的および概要>
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「群の構造」の引き続き群について学ぶ. <BR>その後, イデアル, 準同型定理, 中国式剰余定理, UFD 等, 環論の基礎を学ぶ. <BR>「群の構造」で学んだことは前提とする.
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<到達目標>
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群, 環, 体等の抽象的な代数系の理解.
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<授業の方法>
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講義
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 70 % | 理解度, 思考力 | 2 | 試験:中間期 | 30 % | 理解度, 思考力 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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「群の構造」を履修しておくこと.
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<テキスト>
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- 永尾汎, 代数学, ISBN:4-254-11434-6,
(高価であるので、必ずしも購入しなくてよい。)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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下記の様に進める. (数字は回を表す)<BR><BR>1. 正規部分群と剰余群,同形と準同形<BR>2. 準同形定理と同形定理,自己同形群<BR>3. 群の作用,共役類<BR>4. Syllow の定理<BR>5. 直積, Abel 群<BR>6. 有限 Abel 群<BR>7. 指標群と双対性<BR>8. 有限生成な Abel 群<BR>9. ideal と剰余環, 準同形定理<BR>10. ここまでのまとめ (中間試験を含む)<BR>11. 素 ideal と極大 ideal<BR>12. 環の直和 (中国式剰余定理)<BR>13. 商環と局所化<BR>14. 一意分解環 (UFD)<BR>15. まとめ (期末試験を含む)
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