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授業科目名 世界の憲法
時間割番号 162246
担当教員名 森元 拓
開講学期・曜日・時限 集中・(未登録)・(未登録) 単位数 2
<対象学生>
社会科教育専修、共生社会コースほか、本授業の内容に関心をもつ者すべて。
<授業の目的および概要>
憲法は国家の基本法である。それはその国の歴史・文化によって特徴づけられている。そこで、本講義では、近代立憲主義の基本的な思想・歴史をたどりながら、世界の主要国の憲法(主として統治機構)の特徴を見ていくことにする。これによって、各国の憲法に共通の部分とそれぞれの国の憲法の特質とを考察し、もって憲法に対する理解を深めることを目的とする。
<到達目標>
1)近代立憲主義の特徴と近代憲法思想の概要について説明できる。<BR>2)近代憲法の歴史について説明できる<BR>3)世界の主要国の憲法について基礎知識を修得する
<授業の方法>
基本的に授業は講義形式で行なうが、随時質疑応答と討論の時間も設けたい。成績評価は、受講人数等に応じて柔軟に考えたいが、授業中の2-3回の小レポートの提出と学期末レポートの作成によって行なうことを考えている。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 100  %1 小レポート(2-3回) 40%   2 学期末レポート 60% 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
本講義では、近代憲法の歴史と基本思想をたどりながら、「国家とは何か」「権力とは何か」「民主主義とは何か」について考えていく。受講に際しては、法学的な知識は必要ないが、これらのことがらについて関心を持って受講されたい。
<テキスト>
  1. なし
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1.ガイダンス<BR>2.近代立憲主義と近代憲法思想(1) <BR>3.近代立憲主義と近代憲法思想(2) <BR>4.憲法の歴史と展開<BR>5.アメリカ?―近代憲法の誕生<BR>6.アメリカ?―アメリカ憲法とアメリカ社会<BR>7.フランス―近代憲法の確立<BR>8.英国―憲法典を持たない憲法の「母国」<BR>9.ドイツ?―遅れてきた近代国家<BR>10.ドイツ?―議会主義と全体主義の間<BR>11.日本?―東洋と西洋の間<BR>12.日本?―決められない政治? <BR>13.共産主義の憲法?―人民民主主義の思想と展開<BR>14.新世界と新世紀の憲法<BR>15.まとめ<BR><BR><BR>※受講生の興味関心に応じて、授業内容・進行については弾力的に対応したい。