授業科目名
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教育心理統計学
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時間割番号
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161024
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担当教員名
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岡林 春雄
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開講学期・曜日・時限
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後期・月・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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専門2年次生中心
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<授業の目的および概要>
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この授業では教育心理で必要な基礎的な統計手法を身につけることを目標とする。記述統計の代表値(モード、メディアン、ミーン)、変動値(標準偏差、範囲等)から推測統計レベルのZ検定やt検定までの検定方法、さらに相関の概念を学習す る。あわせて直観にたよるのではなく仮説検証といった論理的な思考ができるようにトレーニングを行う。
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<到達目標>
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1.統計用語ならびに統計の発想を理解できる<BR>2.仮説をたて、検証する能力を身に付ける
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<授業の方法>
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講義ならびに実習
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 45 % | 教育心理統計の用語、考え方が理解できているか | 2 | 小テスト/レポート | 10 % | データから考えることができるか | 3 | 発表/表現等 | 45 % | 自分たちで仮説を構築し、仮説検証ができるか |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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数が苦手でも結構です。科学的論文のデータ処理の初歩をわかりやすく勉強しましょう。出席するのはあたり前。欠席すると理解できなくなります。
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<テキスト>
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- 山田剛史・村井潤一郎, よくわかる心理統計, ミネルヴァ書房
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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(1)導入:数の意味(尺度)<BR>(2)中心傾向と散布度(ちらばり)<BR>(3)正規分布と相対的位置<BR>(4)母集団と標本<BR>(5)統計的仮説と検定<BR>(6)Z検定<BR>(7)t検定<BR>(8)カイ二乗検定<BR>(9)相関<BR>(10)中締めフィードバック<BR>(11)グループワーク:研究目的<BR>(12)グループワーク:方法論設定<BR>(13)グループワーク:データ収集<BR>(14)グループワーク:データ処理<BR>(15)研究発表会
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