授業科目名
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学校実践心理学
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時間割番号
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161009
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担当教員名
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酒井 厚/尾見 康博
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開講学期・曜日・時限
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前期・火・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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発達教育。子どもの発達や障害に対応する職業を目指す学生
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<授業の目的および概要>
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学校場面における様々な問題や対人関係を、発達心理学・社会心理学・臨床心理学の融合的観点から学び、学校現場での応用可能性について一緒に考えていく。加えて、学力やゆとり教育といった現実の諸問題についても心理学的に考えていく。前半では、教室内外・学校内外を含めた「対人関係(関係形成/関係維持/対人葛藤)」についての基礎的な知識を学び、後半ではより実践的な学習としてカウンセリングの理論とロールプレイによる演習を実施する。
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<到達目標>
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(1) 学校における対人関係についての基礎的知識の習得、及び、学校における問題を客観的に捉えるための方法を身につける。<BR>(2) 臨床心理学やカウンセリングの知識を獲得し、小グループによるロールプレイ演習を通じて相談面接のスキルを学ぶ。
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<授業の方法>
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講義形式、ロールプレイ
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 試験:期末期 | 70 % | 講義で獲得した知識の理解力を問う。 | 2 | 発表/表現等 | 30 % | 相談面接で必要とされるスキル・態度の習得度。ロールプレイ演習の参加がテスト受験の絶対条件となる。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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この講義は、子どもの発達や障害について知り、それに対応する仕事を目指そうと考えている学生のためのものです。また、ロールプレイ演習などがあるため、他者と協力する姿勢が要求されます。例年、欠席を重ねたり、グループ活動で雑談ばかりしている学生が数名おり、授業の妨げとなるばかりでなく、一生懸命に学ぼうとしているグループのメンバーに迷惑がかかっています。こうした学生には厳しい対応をさせて頂きます。
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<テキスト>
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- なし
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<参考書>
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- なし
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<授業計画の概要>
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1. オリエンテーション<BR>2. 対人コミュニケーションについて<BR>3. 関係形成と関係の維持<BR>4. 対人葛藤とそれへの対処<BR>5. 学校における対人関係:子どもに焦点を当てて<BR>6. 学校における対人関係:大人に焦点を当てて<BR>7. コミュニティにおける対人関係<BR>8. 学校におけるディスコミュニケーション<BR>9. カウンセリングと学校カウンセリング<BR>10. 子どもの心の障害とその対応<BR>11. 学校での諸問題<BR>12. ロールプレイ:ストーリー作り<BR>13. ロールプレイ:演習1<BR>14. ロールプレイ演習2<BR>15. 試験とその解説
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