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授業科目名 環境科学概論
時間割番号 100305
担当教員名 松本  潔
開講学期・曜日・時限 前期・月・I 単位数 2
<対象学生>
教育人間科学部学生
<授業の目的および概要>
環境科学は広い分野にまたがる総合的な学問であり,自然環境の実態の把握から環境問題の解決まで、自然科学や人文・社会科学がそれぞれの学問領域を越えて協力する必要がある。本授業では地球科学をベースに、地球表層環境の構造と特徴について概観した後、今日注目されている「地球環境問題」についての解説を行なう。
<到達目標>
今日注目されている「地球環境問題」とはどのような現象なのかを正しく理解する。また、私たち人類の活動が地球環境にどのような影響を及ぼしているのかを理解し、有限な地球環境における人類活動のあり方について考える力を養う。
<授業の方法>
プリントを配布し、これに基づいて板書をしながら講義を行なう。不定期に短いレポートを課す。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 40  %記述問題による試験を行ない、授業内容の理解度を評価します 
2小テスト/レポート 40  %授業中に提出されたレポートを基に、授業内容の理解度や考察力を評価します 
3受講態度 20  %出席をもとに評価します 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
地球科学をベースにした地球のしくみと、「地球環境問題」の現象の解説を中心とした講義です。本授業を受けた学生に最も期待することは、有限な地球環境の中で人類はどのように生活すべきかを考えることです。このことを意識して、授業にのぞんでください。また、授業中に短いレポートを課しますので、「環境問題」についての自分の考えを意識的に持つよう努めて下さい。
<テキスト>
  1. 特になし
<参考書>
  1. 授業中に紹介予定
<授業計画の概要>
1.環境と環境科学(第1回)<BR>2.地球表層環境の構造(第2〜4回)<BR>3.地球表層環境におけるエネルギーと物質循環(第5〜6回)<BR>4.気候の変動(第7回)<BR>5.人間活動の増大(第8回)<BR>6.地球温暖化(第9〜10回)<BR>7.大気環境の変動(第11〜12回)<BR>8.水環境及び生物環境の変動(第13回)<BR>9.地球表層環境変動の人類への影響(第14回)<BR>10.全体の復習、及び総括評価(第15回)