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授業科目名 物理パズルで親しむ身近な自然現象
分類・系統自然科学 科学系
時間割番号 063456
担当教員名 長島 礼人
開講学期・曜日・時限 前期・木・I 単位数 2
<対象学生>
全学生
<授業の目的および概要>
アメリカの物理学教師の協会(American Association of Physics Teachers)が発行する物理教育誌“The Physics Teacher”には,1986年から "Figuring Physics" と題するコラムが連載されている.このコラムでは身近な自然現象を題材にしたクイズを毎回,出題している.本授業ではこのクイズを毎回 数題ずつ取り上げ,履修学生各自に回答してもらう.肩のこらないクイズ形式の問題の回答を自身で考え,その後に,教員による解説を聞くことを通じて,自然現象を物理学の枠組みの中で捉え,理解する態度を涵養する.
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野物理学の基本的な法則を理解する.
2能力と技能具体的な自然現象を物理学の体系の中で捉え,推論することが出来る.自分の考えを筋道だてて他人に伝達できる.
<授業の方法>
毎回,4-5題のクイズを出題します.予め印刷された3〜5個の正解候補のなかから正しいと思うものを選択してもらいますが,それと同時に,なぜその選択肢を正解だと考えたのか「回答理由」を記してもらいます.答案は毎回回収し,成績評価の際の素点の一部とします(毎回のクイズを "小テスト" として取り扱います).翌週の授業開始時に先週の答案を返却したのち,問題文中で描写されている状況をどのように物理学的な枠組みで捉えたならば正解にたどり着けるかを解説します.つまり,授業の前半と後半をそれぞれ,先週の問題解説と今週の問題回答に充てます.
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 50  %物理学の知識に基づいて自然現象を理解できること.また自身の考えを文章で論理的に伝えられること. 
2小テスト/レポート 36  %毎回のクイズの回答が正しいか否か.また正しい判断に基づいた回答であるか. 
3受講態度 14  %15分以上の遅刻は欠席扱いです. 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
身近な自然現象の「なぜ」を理解するために物理学の知識をあてはめて考えてみることを繰り返してもらいます.これによって,物理的なものの捉え方を身につけてもらえたならばこの講義は成功です.
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
毎週,授業の前半と後半をそれぞれ,先週の問題解説と今週の問題回答に充てます.力学分野からの出題が約半数,それ以外に,熱,波動,電磁気等の諸分野からも出題する予定です.<BR>第01週:(前半)ガイダンス.(後半)問題回答.<BR>第02週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第03週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第04週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第05週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第06週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第07週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第08週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第09週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第10週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第11週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第12週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第13週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第14週:(前半)前回の問題解説.(後半)問題回答.<BR>第15週: 評価:総括・まとめ
<JABEEプログラムの学習・教育目標との対応>
《コンピュータ・メディア工学科 情報メディアコース》
(C) 科学技術が社会や自然に及ぼす影響や効果までを考慮できる多面的な地球的視野を会得し、国際的なコミュニケーションを可能とする基礎能力を修得する。