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授業科目名 スペイン語演習II
時間割番号 062404
担当教員名 渡邉 暁
開講学期・曜日・時限 後期・月・V 単位数 2
<対象学生>
(未登録)
<授業の目的および概要>
スペイン語の基礎を学びます。初等文法を学びながら、様々な単語を覚え、少しでも読んだり書いたり、あるいは会話や聞き取りをしたり、といったことができるようになるのが目標です。特にこの授業は演習として、初級の授業を補うために設けられています。皆さんに実際に練習をしてもらう場をつくると同時に、スペイン語圏についての知識をさらに深めてもらうための場にしたいと思います。<BR><BR>前期よりは皆さんの知識も増えていますし、そうした知識を使った色々な練習ができるようになると思います。皆さんの積極的な授業への参加を希望します。
<到達目標>  到達目標とは
No重要度目標詳細
1 知識と視野スペイン語はスペインだけでなく、中南米の多くの国で話されています。そうした国々について知ることは、ことばを学ぶにあたってのモチベーションを高めるだけでなく、皆さんの視野を広げてくれるでしょう。
2能力と技能初級で習ったスペイン語の基礎を、応用する場にしたいと思っています。前期に引き続き、スペイン語の文章を読んだり、簡単な文章を作ったり、といった地味な作業をやりながら、スペイン語が話せるようになるための準備をしていきたいと思います。前期に比べて、語彙や文法の知識が増えた分、表現の幅も広がったことを実感してもらえたら、と思います。
3 人間性と倫理性ラテンアメリカの多くの国々は、発展途上国と言われています。そして政治的に見ても、スペインも含めたスペイン語圏の国々の多くは、数十年前まで民主主義体制を持っていませんでした。授業ではこうした国々の社会的な状況についても話をしていくつもりでいるので、皆さんにはその過程で色々なことを考えてもらいたいと思います。
<授業の方法>
到達目標で述べたように、初級の授業でやった文法事項を軸にしながら、比較的簡単な文を読んでスペイン語の単語を覚えたり、映像・音楽資料を通してスペイン語の音を聞いたり、といったインプット、そして簡単なものでいいので自分で文章を作ったり、それを実際に発音したりするアウトプット、その両方を組み合わせてスペイン語を勉強していきたいと思います。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート 34  %発表を元にしたレポートの提出を求めます。 
2受講態度 33  %授業内での活動がこの授業の中心になります。 
3発表/表現等 33  %何らかの形で学習成果を発表してもらいます。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
スペイン語は今年度から設置された新科目です。半年たって皆さんも私もかなり授業に慣れていることと思いますが、引き続き学生の皆さんとの対話を大事にしながら、なるべく皆さんのご要望に答えるような形で、授業を進めていきたいと考えていますので、よろしくお願いします。
<テキスト>
  1. プリントを配布。
<参考書>
  1. 佐々木直美, 旅の指さし会話帳・ペルー, 情報センター出版局, ISBN:978-4795829138,
    (ほかに、辞書は簡単なものでいいので、必ず入手するようにしてください。また、授業中にいろいろな参考書を紹介したいと思っています。)
<授業計画の概要>
第1回 復習1:ちょっと進んだスペイン語のあいさつ表現<BR>第2回 復習2:動詞の活用とスペイン語の語順について<BR>第3回 色々な疑問文の作り方<BR>第4回 不規則動詞を使った練習1<BR>第5回 不規則動詞を使った練習2<BR>第6回 不規則動詞を使った練習3<BR>第7回 映像を見ながらの聞き取り練習1<BR>第8回 映像を見ながらの聞き取り練習2<BR>第9回 スペイン語独特のものの言い方1(gustarに似た動詞1)<BR>第10回 スペイン語独特のものの言い方2(gustarに似た動詞2)<BR>第11回 スペイン語独特のものの言い方3(再帰動詞を使った練習1)<BR>第12回 スペイン語独特のものの言い方4(再帰動詞を使った練習2)<BR>第13回 現在完了形を使った練習1<BR>第14回 現在完了形を使った練習2<BR>第15回 1年間学んだことを自由に発表