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授業科目名
泌尿器科学 実習
担当教員
武田 正之
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M006475 2 5 通期
[学習目標]
臨床実習の一般的学習目標(GIO)<BR> BSLガイドに記載されている山梨大学医学部全体としての一般的学習目標に準ずる。 特に泌尿器科では、以下の4点に留意して実習を行う。<BR>1.泌尿器科学の知識の再確認と泌尿器科臨床の実際の学習<BR>4年生で学んだ泌尿器科学の知識の再確認と整理を行う。 泌尿器科臨床におけるこれらの知識の臨床現場での応用を体験する。<BR>2. 担当患者の病像の把握と再確認<BR>担当患者の病状をまとめ、病像を把握する。 当該疾患について文献を調べ、EBM に基づいた医療を追求する。 この過程で生じた曖昧な部分について、実際のデータを交えて再確認する。<BR>3.医師の診療における判断の観察<BR>患者に関するかなりの情報量について個々の情報の重みや判断の方法をよく理解し、効率的な診療方針の決定の仕方について学ぶ。<BR>4. 理想的な医師像の追求<BR>医師としての倫理観、使命感、好ましい医師−患者関係を学ぶ。
[授業計画
教科書・参考書等<BR> チュートリアルコースと同じである。<BR><BR>授業計画<BR>2グループ(2ないし3名づつ)に分けて、2週間の期間で行う。 	<BR>第1週:外来実習を中心とする。<BR>第2週:ベッドサイドを中心とする。 入院症例の割り振りは、基本的に第1週金曜日に行う。 <BR>共通部分;	オリエンテーション<BR>		知識確認のための試験(1)、(2)。 60点未満の場合は、再試験等<BR>		を行って、知識の充実を図る。<BR>		レクチャー(画像診断等)<BR>		入院・外来カンファレンス;第1週、2週水曜日午後5時開始。<BR>		透析カンファレンス;第1週、2週木曜日午後5時開始。<BR>		英文論文抄読会;第1週、2週金曜日<BR>		レポート提出とまとめ;第2週金曜日<BR>グループごとの部分;<BR>		外来診療実習<BR>		人工透析実習(学内、学外)<BR>		ウロダイナミクス検査実習<BR>実習のスケジュール(多少の変更有り)<BR>第1週<BR>  月  午前 8:30 臨床研究棟5階泌尿器科医局集合。<BR>        オリエンテーション、外来診療の説明等を行う。<BR>     午後 知識確認のための試験(1)<BR>  火  午前 グループ1:病棟回診終了後、病棟実習<BR>        グループ2:病棟回診終了後、外来実習<BR>     午後 グループ1:教授回診、ウロダイナミクス検査実習、教授レクチャー<BR>        グループ2:教授回診、教授レクチャー、体腔鏡ドライボックス実習<BR>  水  午前 グループ1、2:病棟回診終了後、手術実習<BR>午後 グループ1、2:手術実習、カンファレンス<BR>  木  午前 グループ1:病棟回診終了後、外来実習<BR>        グループ2:病棟回診終了後、病棟実習<BR>午後 グループ1、2:病棟実習、透析カンファレンス<BR>  金  午前 グループ1、2:手術実習<BR>午後 グループ1、2:知識確認のための試験(1)<BR>第2週<BR>月  午前 グループ1、2:病棟回診終了後、手術実習<BR>  火  午前 グループ1、2:人工透析実習(学外)<BR>     午後 グループ1:教授回診、体腔鏡ドライボックス実習、教授レクチャー<BR>        グループ2:教授回診、ウロダイナミクス検査実習、教授レクチャー<BR>  水  午前 グループ1、2:病棟回診終了後、手術実習<BR>午後 グループ1:手術実習、カンファレンス<BR>        グループ2:手術実習、カンファレンス<BR>  木  午前 グループ1:病棟回診終了後、病棟実習<BR>        グループ2:病棟回診終了後、病棟実習<BR>午後 グループ1、2:知識確認のための試験(2)、透析カンファレンス<BR>  金  午前 グループ1、2:病棟回診終了後、手術実習。<BR>午後 グループ1、2:英文論文抄読会、実習のまとめとレポート提出<BR><BR>集合時刻・集合場所<BR>  第1週月曜日、午前8時30分、臨床研究棟5階泌尿器科医局に集合のこと。 時間厳守。<BR>  月曜日が休日の場合は、火曜日午前8時30分に臨床研究棟5階泌尿器科医局に集合のこと。<BR><BR>実習評価<BR>  評価内容:出席、実習時の態度、情報収集能力、論理的思考能力、表現力、<BR>   語学力等<BR>  評価方法:実習時の指導医による観察記録、レポート内容、デイスカッション、<BR>   英語論文読解力等。
[到達目標]
臨床実習の行動目標(SBO)<BR>1.患者に対して、適切な接し方ができる。<BR>2.病歴を正確に聴取できる。<BR>3.理学的所見を正しくとることができる。<BR>4.臨床に関する文献検索と、英文文献の読解をすることができる。 <BR>5.EBM にもとづいた医療を理解し、説明することができる。 <BR>6.生理検査、臨床検査、遺伝子診断、画像診断、内視鏡検査、尿流動態機能検査、などの各種<BR>  検査法の内容と適応について、説明することができる。<BR>7.担当患者の病態を把握し、診療の流れを論理的に説明することができる。<BR>8.腎不全患者の病態と管理法を説明することができる。<BR>9.人工透析(血液透析、腹膜透析)の原理を理解し、説明することができる。<BR>10.臓器移植について、説明することができる。<BR>11.排尿機構、排尿障害診療の原則を、説明することができる。<BR>12.悪性腫瘍に対する診断・治療法一般について、説明することができる。<BR>12.ESWL(体外衝撃波結石破砕術)の原理と適応について、説明することができる。<BR>13.簡単な術後創処置や、導尿などの簡単な器械的処置を行うことができる。<BR>14.手術を含めた治療法の目的、方法、長所・短所、起こりうる合併症の種類と<BR>  頻度、等について、正しく説明することができる。<BR>15.泌尿器科手術の周術期管理について、説明することができる。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 30  %重視する 
2平常点/受講態度 40  %重視する 
3発表/表現等 20  %重視する 
4その他 10  %患者さんに接する態度、実習に望む態度等も重視する。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)