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授業科目名
薬理学
担当教員
小泉 修一
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M004203 2 3 前期
[学習目標]
一般目標<BR>薬物作用の基本原理を修得し,生理学,解剖学,生化学の知識に基づいて理解している生体機能を病態と有機的に結び付けて,疾患治療薬の作用機序および副作用を理解できるようにする。<BR><BR>行動目標<BR>1)知識<BR> 1.薬物受容体の分子構造,薬物結合様式,細胞内情報伝達を理解する。<BR> 2.個別の治療薬の適応,禁忌,副作用を理解する。<BR> 3.自律神経作用薬の作用機序、臨床応用を理解する。<BR>2)技能<BR> 1.自ら学習し,プレゼンテーションが出来るようにする。<BR> 2.動物材料を用いた学習で,基礎的な実験手技を修得する。<BR> 3.実習でのシミュレーションプログラムを活用し,パソコンを使えるようにする。<BR>3)態度<BR> 1.質問,討論に積極的に参加する。
[授業計画
総論<BR> 1・薬物受容体  1コマ<BR> 2・薬力学・薬の生体内動態  1コマ<BR> 3・新薬の基礎的・臨床的評価  1コマ<BR> 4・イオンチャネルとトランスポーター・細胞内情報伝達総論  1コマ<BR>自律神経<BR> 1・自律神経の解剖・生理  1コマ<BR> 2・副交感神経作用薬  1コマ<BR> 3・交感神経作用薬  1コマ<BR>中枢神経<BR> 1・中枢神経作用薬総論 1コマ<BR>生理活性物質 <BR> 1・ヒスタミン,セロトニン, 血管作動物質 1コマ<BR> 2・プロスタグランジンとその関連物質,その他 1コマ<BR><BR>薬理実習  16コマ(以下の4つのテーマをローテーションする)<BR>1.血圧,心拍数に対する薬物の作用(動物)<BR>2.血圧,心拍数、腸管平滑筋に対する薬物の作用(コンピューターシミュレーション)<BR>3.腸管平滑筋に対する薬物の作用(動物)<BR>4.向精神薬・鎮痛薬の作用(動物、培養細胞)<BR><BR>計26コマ
[到達目標]
薬物作用の基本原理を習得し、生理学、解剖学、生化学の知識に基づいて理解している生体機能を病態と有機的に結びつけて、疾患治療薬の作用機序および副作用を理解できるようにする。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 80  %授業理解力 
2小テスト/レポート課題 10  %課題及び結果の正しい表現、解釈、さらに考察の正当性。 
3平常点/受講態度 10  %出席は必須。質問、討論に積極的に参加する。 
[教科書]
  1. Bertram G. Katzung, カッツング薬理学 第10版, 丸善, ISBN:9784621080733
  2. J.G.Hardman, L.E.Limbird, P.B.Molinoff, R.W.Ruddon, A.Goodman Gliman, GOODMAN and GILMAN's The Pharmacological Basis of Therpeutics, 10th Ed., McGraw-Hill
  3. NEW薬理学 改訂 第5版, 南江堂, ISBN:9784524240715
  4. 医科薬理学 第3版, 南山堂, ISBN:4525140445
  5. 薬理学実習(山梨大学医学部)
[参考書]
(未登録)