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授業科目名
生物学実習
担当教員
平  敬宏/藤室 雅弘
時間割番号
単位数
履修年次
期別
M000311 1 1 通期
[学習目標]
生物学実習<BR>生命現象を観察し、その原理、法則性を考察する能力を涵養するとともに、実験手法、機器の基本的取り扱い方、初歩的な生化学的技法の修得を目指す。また、どのような実験を企画・実施すれば生命現象の理解に結びつくかを理解する能力を身につける。
[授業計画
生物学実習日程<BR>4月はじめ	<BR>履修ガイダンス、健康診断修了後、実習書プリントを配布する。<BR>配布場所は、1203講義室を予定。<BR><BR>実習日程および実施教室については、事前にCNSおよび掲示する。<BR><BR>生物学実習は4グループ(約30名)に別れて、実施する。<BR>テーマ1、光学顕微鏡の原理、基本操作法の理解およびプレパラート観察<BR>テーマ2、水棲生物の採集・観察から環境と棲息生物の関係理解<BR>テーマ3、油浸レンズ観察の原理、細胞径測定<BR>テーマ4、タンパク質定量法の修得と分光光度計基本原理の理解<BR>テーマ5、細胞分画法の理解と細胞核DNA調製と生化学的性質の理解<BR>テーマ6、染色体観察による体細胞分裂、減数分裂の理解<BR><BR><BR>テーマは、グループ毎に異なる。実習テーマ毎に、集合場所、実習室、準備するものがことなる。実習日程、自分がどのグループに属するかを注意する事。<BR>実習説明は、講義棟2階1203講義室および1205講義室。実習は、実習棟2階 薬理学・生理学実習室および実習棟3階 微生物学実習室を使用する。忌引きなどやむを得ず欠席した場合は、後日補講を行う。
[到達目標]
知識<BR>1.光学顕微鏡の構造、原理、使用法、管理法(保管方法、レンズ洗浄法など)を説明できる。<BR>2.野外環境と棲息生物の関係を説明できる。<BR>3.タンパク質定量法を理解し、分光光度計の原理、使用法、マイクロピペット使用法を説明できる。<BR>4.油浸レンズ観察が行える。細胞のサイズを測定出来る。<BR>5.遠心分離機の使用法を説明できる。<BR>6.染色体像観察から、体細胞分裂、減数分裂を説明できる。<BR>7.細胞分画方法を説明できる。<BR>8.核酸の抽出・精製方法、生化学的性質を説明できる。<BR>9.共同で、実験を実行できる。<BR>10.生命科学実験を企画できる。<BR><BR>技能<BR> 各種実験器具の取り扱い方を修得するとともに、調整法、保管法を身につける。生物材料の取り扱い方を修得する。<BR><BR>態度<BR> 生物学実習は、特に観察が重視され、観察から形態的特徴、生命反応の法則性を理解する事を目的とする。そのため観察には、漫然と見る、記録するのみならず、特徴(法則性)を見抜く能力、観察内容を分析する能力が評価される。スケッチ、実験記録をただレポートに記載するだけでは、低評価、または単位不認定となる。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 30  %実習観察結果を明解に記録・報告出来るかを問う。 
2平常点/受講態度 25  %積極的な実習参加、自ら観察・研究課題を見いだす能力を評価する。 
3発表/表現等 25  %観察結果等から疑問点、問題点を導き出せるか否かを問う。 
4その他 20  %協調的に実習を行えるかを問う。 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)