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授業科目名
助産診断・技術学2
担当教員
小林 康江/丸山 和美
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H007044 2 4 前期
[学習目標]
 分娩の機序や経過、正常を逸脱する可能性についての理解を深め、助産診断を行い、産婦の個別性や状況に応じたケアに必要な知識・技術・態度を学習する。
[授業計画
日付	時限	授業内容<BR>4月12日	1	助産診断<BR>	2〜4	分娩期の経過と産婦のケアの発表<BR>4月13日	4	分娩期の経過と産婦のケアの発表<BR>	5	分娩期の異常と処置(分娩3要素の異常1)<BR>4月14日	3〜4	分娩進行の判断とアセスメントの視点		<BR>	5	分娩期の異常と処置(分娩3要素の異常2)<BR>4月15日	3	分娩進行の判断とアセスメントの視点<BR>	4	助産診断の展開 (3東病棟にて情報収集)<BR>4月18日	1〜2	分娩介助手順<BR>		分娩介助デモンストレーション(5階実習室)<BR>	3〜4	出生直後の新生児・低出生体重児のケア<BR>		出生直後の新生児のケア演習(5階実習室)<BR>4月19日	1〜4	分娩介助演習(5階実習室)<BR>	5	分娩期の異常と処置(子癇発作・ショックなど)<BR>4月20日	3〜5	分娩介助演習(5階実習室)<BR>4月21日	3〜5	分娩介助演習(5階実習室)<BR>4月22日	3〜4	分娩介助演習(5階実習室)<BR>4月25日	1〜2	分娩介助演習(5階実習室)
[到達目標]
正常な分娩の機序や経過について助産診断を行い、産婦の個別性や状況に応じたケアの提供ができる。また正常を逸脱する可能性についての予測ができる。<BR>1)知識(認知領域)<BR>1.分娩の機序について理解し、説明できる。<BR>2.分娩経過に沿ったケアや指導を説明できる。<BR>3.産婦の個別性に応じたケアや指導を説明できる。<BR>4.出生直後の新生児の生理的変化やケアについて説明できる。<BR>5.分娩の異常と対応について理解し説明できる。<BR>6.産婦の分娩時の心理について説明できる。<BR>2)技能(精神運動領域)<BR>1.分娩進行について助産診断ができる。<BR>2.助産診断にもとづいてケアや指導の計画を立案・評価・修正ができる。<BR>3.分娩介助の技術を習得できる。<BR>4.出生直後の新生児のケア技術を習得できる。<BR>5.産婦の不安や緊張を軽減する援助ができる。<BR>6.異常の可能性について相談できる。<BR>3)態度(情意領域)<BR>1.産婦の人格やプライバシーに配慮できる。<BR>2.異常時の連絡・報告ができる。<BR>3.問題解決のために意欲的に判断し行動できる。<BR>4.新生児を愛護できる。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %医師範囲 
2小テスト/レポート課題 20  %事前課題 
3発表/表現等 20  %授業中の発表や討論への参加、技術練習への参加 
4その他 30  %分娩介助技術試験 
[教科書]
  1. 町浦美智子編, 助産師基礎教育テキスト5分娩期の診断とケア, 日本看護教会出版会, ISBN:4818014656
  2. 遠藤俊子編, 助産師基礎教育テキスト7 ハイリスク妊産褥婦・新生児へのケア, 日本看護協会出版会, ISBN:4818014672
  3. 飯田俊彦編, スキルアップ分娩介助, メディカ出版, ISBN:4840415862
  4. 新生児学入門3版, 医学書院, ISBN:9784260119221
  5. 進純郎, 分娩介助学, 医学書院, ISBN:4260000683
[参考書]
  1. 講義・演習時に提示