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授業科目名
生体観察法
担当教員
田辺 文憲
時間割番号
単位数
履修年次
期別
H001341 1 1 後期
[学習目標]
A.知識および技能<BR> 生体観察は看護を行う上で,最も基本的な作業であり,どのような状態にあっても正確に且つ迅速に行われなければならない。そのために正常人の構造や生理機能を理解し,観察法,種々の指標の測定法を習得する。生体観察の基本である身体所見の取り方について,内科診断学的に総論を行う。また、よく用いられる臨床検査データについてその意義や読み方について学ぶ。その上で、臨床医学の立場から、問診,視診,触診,聴診法について講義を行い,更に得られた所見の正確な記載法について学ぶ。<BR> 実習においては、解剖実習の見学を通して人体の基本構造の理解を深め、肉眼的観察法を修得する。また,人体とそれを取り巻く環境に存在する微生物について,感染防御の観点から体験を通して理解を深めるとともに顕微鏡的観察法を修得する。<BR><BR>B.態   度<BR>1.講義,実習に遅刻しないこと。<BR>2.実習に関しては,自分で考え,疑問を見い出して,どのように解釈するかを追求する積極的な態度が重要である。<BR>3. 人体の構造の精緻さを理解することにより,命を尊ぶ心を養う。また,微生物の取り扱いを通して,感染防御に対する認識を高める。 <BR><BR> 
[授業計画
第1回 バイタルサイン(1)<BR>第2回 バイタルサイン(2)<BR>第3回 バイタルサイン(3)<BR>第4回 人体解剖実習見学(1)<BR>第5回 人体解剖実習見学(2)<BR>第6回 人体解剖実習見学(3)<BR>第7回 顕微鏡を用いた観察法(1)<BR>第8回 顕微鏡を用いた観察法(2)<BR>第9回 顕微鏡を用いた観察法(3)<BR>第10回 身体所見のとりかた(1)<BR>第11回 身体所見のとりかた(2)<BR>第12回 身体所見のとりかた(3)<BR>第13回 身体所見のとりかた(4)<BR>第14回 臨床検査(1)<BR>第15回 臨床検査(2)
[到達目標]
患者のバイタルサインを的確に観察し,表現できるための基礎を習得する。
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 60  %授業理解力 
2小テスト/レポート課題 20  %日常のとりくみ姿勢,実験観察力 
3平常点/受講態度 20  %日常のとりくみ姿勢 
[教科書]
  1. 高野廣子, 解剖生理学, 南山堂, ISBN:4525600810
[参考書]
  1. 藤田恒夫, 入門人体解剖学, 南江堂, ISBN:4524215573
  2. 解剖実習の手びき, 南山堂, ISBN:4525103116