授業科目名
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学校危機管理論
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時間割番号
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550101
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担当教員名
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平井 貴美代/寺崎 弘昭/瀧田 二三雄/仙洞田 篤男
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開講学期・曜日・時限
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集中・(未登録)・(未登録)
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単位数
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2
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<対象学生>
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1〜2年
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<授業の目的および概要>
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近年、学校はさまざまな危機管理上の問題への対応を迫られるようになった。本授業はそうした課題への対応能力を、具体的な事例に即した演習を通じて磨いていく。事例を分析するに当たっては、学校事故判例や統計資料、研究論文、行政文書など多様な資料を検討するとともに、現職教員学生の実践経験をプライバシーに配慮しつつ活用していく。また、学校危機管理の問題を構成する複雑な要因を理解するために、学際研究として取り組まれているリスク学などの現代的理論基盤もあわせて学ぶこととする。
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<到達目標>
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【ストレートマスター】<BR>将来のリーダーとして学校全体としての危機管理上の課題解決について理解するとともに、採用後に担当することになる学級・授業・部活動における危機管理において適切な判断と行為がとれるような力を育成する。<BR>【現職教員】<BR>学校の危機管理における中堅リーダーとして、担当する学級・授業・部活動だけでなく、自らがかかわる組織分掌や学年の危機管理においてリーダーシップを発揮できるための知識・技能を育成する。
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<授業の方法>
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受講者数14名程度の少人数授業の利点を活かし、講義と演習を組み合わせて行う。特に、統計資料、判例、典型的事例、法律条文を活用し、また提示される研究論文リスト中の資料を読破することを求める。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 30 % | 振り返りレポート | 2 | 平常点/受講態度 | 30 % | 受講への参加態度 授業での質問、発言などの参加意欲、授業での課題に自らの意見を述べることを重視する。 | 3 | 発表/表現等 | 40 % | 事例分析および発表 学期中1〜2回 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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特になし
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<テキスト>
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- 今田高俊・責任編著, リスク学入門 第4巻, 岩波書店, ISBN:9784000281348
- 喜多明人・堀井雅道, 学校安全ハンドブック, 草士文化, ISBN:9784794510211
- ジェームズ・R・チャイルズ, 最悪の事故が起こるまで人は何をしていたのか, 草思社, ISBN:479421538X
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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第1・2回において、学校現場におけるトラブルの現状把握と教師としての危機管理の基本を講義する。第3〜14回では、学校トラブルの共通事例を設定し、各回のレポーターによる分析結果の報告に基づき、ケーススタディをすすめる。第15回では、これまでの授業を踏まえ、学校トラブルの対応策について多面的に再検討するとともに、今後の課題解決に向けた取組を展望する。<BR><BR>1 イントロダクション―学校危機管理論の課題(寺崎・平井・瀧田・仙洞田)<BR>2 リスク学の現代的視野(寺崎・平井)<BR>3 事例(1) 意見の相違のある同僚との協働(仙洞田・平井)<BR>4 事例(2) 鬱傾向のある生徒への対処(瀧田・寺崎)<BR>5 事例(3) 天窓からの墜落事故(仙洞田・平井・寺崎・瀧田)<BR>6 事例(4) 悪意のあるメールによるいじめ(瀧田・寺崎・仙洞田)<BR>7 事例(5) マスコミによる風評被害への対応(仙洞田・平井・寺崎・瀧田)<BR>8 事例(6) 部活動指導者の責任(瀧田・平井・寺崎・仙洞田)<BR>9 事例(7) バーンアウトを防止するには(仙洞田・平井・寺崎・瀧田)<BR>10 事例(8) 発達障害の生徒の学校適応(瀧田・仙洞田・平井・寺崎)<BR>11 事例(9)教師へのクレームが委員会にもちこまれた(仙洞田・寺崎・瀧田)<BR>12 事例(10)学校施設の危機管理(仙洞田・平井・寺崎・瀧田)<BR>13 事例(11)盗難事件の解決方法(瀧田・寺崎・仙洞田)<BR>14 事例(12)虐待認定を受けた生徒への対応(仙洞田・平井・寺崎・瀧田)<BR>15 まとめ(寺崎・平井・瀧田・仙洞田)
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