授業科目名
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日本史特論B
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時間割番号
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543021B
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担当教員名
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大隅 清陽
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開講学期・曜日・時限
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前期・金・II
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単位数
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2
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<対象学生>
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1・2年生
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<授業の目的および概要>
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律令制研究の諸問題。日本の古代国家は、律令国家という特異な形態をとって完成した。律令制研究は、その実態と本質にせまる有効な方法論である。律令国家を成立させた内的・外的な要因とは何か。その構造はどのようなものか。そしてそれは、歴史のなかでどのような展開を見せるのか。アジア史、比較史、令制以前や平安時代も視野にいれた巨視的かつ通時的な視角を活かしつつ、古代国家の歴史を、広く日本史一般や世界史の文脈で考えるための学問的方法を検討する。
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<到達目標>
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1)古代史を主たる素材として、日本史研究の成果と課題について学び、歴史研究の基本的な方法について理解する。<BR>2)日本史に関する研究課題を自ら設定し、学問的に追究してゆくための基礎的な素養を身につける。
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<授業の方法>
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講義のほか、文献講読、参加者による研究発表等を適宜組み合わせる。
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | その他 | 100 % | レポートのほか、授業での発表、討論への参加等を総合的に評価する。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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大学教養または学部概説程度の日本史の基礎知識があることが望ましい。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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授業計画にそった講義レジュメを配布するが、受講生の人数・構成によって、適宜、文献講読や研究発表の形式を採り入れる。<BR><BR>1 ガイダンス−いま、なぜ古代史なのか?−<BR>2 坂本太郎と古代史研究<BR>3 大化改新と律令制<BR>4 『唐令拾遺』から『唐令拾遺補』へ<BR>5 北宋天聖令の発見<BR>6 律令制研究の諸論点<BR>7 律令国家論の展開<BR>8 氏族合議制と太政官<BR>9 「五位以上集団」への着目<BR>10 王位継承と群臣<BR>11 東アジア世界論の問題性<BR>12 再び大化改新をめぐって<BR>13 天聖令発見のもたらしたもの<BR>14 「一国古代史学」をこえて<BR>15 まとめと展望−古代史から日本史を問い直す−
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