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授業科目名 フランス文化特論
時間割番号 542101
担当教員名 井上 範夫
開講学期・曜日・時限 前期・火・III 単位数 2
<対象学生>
1・2年
<授業の目的および概要>
或るテーマ、もしくは或る作家、思想家、等をめぐって考察を加えることにより、様々な文化的問題の普遍性(世界性)と特殊性(フランス的特質)を考える。
<到達目標>
文学領域の概念について認識を深めるとともに、その問題に対するアプローチ方法について主体的に考えることを学ぶ。
<授業の方法>
講義、または演習。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 30  %認識の定着と総合を計る。 
2平常点/受講態度 70  %不断の勉強努力を見る。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
特になし
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
テクストに基づいて進めるか、講義を中心とするかについては、受講生と相談して決定する。<BR><BR>現代における悲劇的作品の持つ意味は何か、という問題をサルトルの戯曲、小説を中心に、歴史的にフランス古典主義時代のコルネイユ等と比較しながら考察する。こうした文学の悲劇性に関するテーマが、言語と状況の関係をめぐって表現形式そのものにまで影響を及ぼしている点についても、現代の言語理論的探求を踏まえてビュトール、バルトらの小説、自伝における表現形式上の実験を検討することによって明らかにする。