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授業科目名 英語科教育学特論II
時間割番号 542075
担当教員名 田中 武夫
開講学期・曜日・時限 前期・木・VI 単位数 2
<対象学生>
1年
<授業の目的および概要>
第2言語学習研究を概観しながら、この分野の研究課題、研究成果、および問題点などの理解を図り、第2言語学習過程を理論的に理解することによって、英語科教育を研究するための基盤の一つをつくることを本特論の目的とする。第2言語学習研究で明らかにされている多面的な知見をもとに、日本人学習者の英語学習過程をどのように捉え、英語科教育実践にどのように生かすことができるかを探求する。
<到達目標>
この授業の到達目標は、多様な言語学習観の概要を理解し、日本の英語教育における英語学習および教授のあり方に関する多面的な捉え方ができるようになることである
<授業の方法>
輪読形式ではなく、教科書の内容に対する議論形式で行う。教科書内のキーワードおよび重要概念の理解度を確認する。授業中の議論を深めるために、教科書の重要概念に関わる質問を前もって授業で提示し、それに答える簡単なレポートを書いてもらう。それに基づき授業内での議論を行うことにする。本書で述べられている事柄が、どのように英語教育実践と関連しているのか、どのような問題を提起しているのか、どのように授業に応用できるかについて議論を行う。
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 30  %毎回授業で指示された課題についてどれだけ取り組んだかを評価する 
2平常点/受講態度 40  %出席だけではなく、授業中の議論への貢献度も評価する 
3発表/表現等 30  %課題発表内容の適切さやアイデアを評価する 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
特になし
<テキスト>
  1. Rod Ellis, Task-based Language Learning and Teaching, Oxford University Press, ISBN:0194421597
  2. 白畑知彦ほか, 英語教育用語辞典, 大修館書店, ISBN:9784469245394
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
第1回:オリエンテーション<BR>第2回:Tasks in SLA and Language Pedagogy<BR>第3回:Tasks, Listening Comrehension, and SLA<BR>第4回:Tasks, Interaction, and SLA <BR>第5回:Tasks, Production, and Language Acquisition<BR>第6回:Focused Tasks and SLA<BR>第7回:Sociocultural SLA and Tasks<BR>第8回:Designing Task-based Teaching(1)<BR>第9回:Designing Task-based Teaching(2)<BR>第10回:The Mehodology of Task-based Teaching(1)<BR>第11回:The Mehodology of Task-based Teaching(2)<BR>第12回:Task-based Assessment(1)<BR>第13回:Task-based Assessment(2)<BR>第14回:Evaluating Task-based Pedagogy(1)<BR>第15回:Evaluating Task-based Pedagogy(2)