授業科目名
|
教育支援科学研究I
|
時間割番号
|
541001
|
担当教員名
|
岡林 春雄/阿部 茂/秋山 麻実/高橋 英児/酒井 厚
|
開講学期・曜日・時限
|
前期・木・V
|
単位数
|
2
|
<対象学生>
|
1年
|
<授業の目的および概要>
|
現代学校教育(就学前教育を含む)が抱える諸問題に関して、どのような研究課題を見出し、それにどのような方法でアプローチしていくのか。そのような課題意識にもとづき、学校の存在そのものを問い直す研究から具体的教育実践場面の研究まで、多様な研究アプローチの方法と成果の概要を提示する。その際、教育学的な研究アプローチと心理学的な研究アプローチとを交差させながら検討する。
|
<到達目標>
|
1.教育とは?−という原点を歴史的、理論的、全体的(wholistic)に考えることができる<BR>2.現在の教育状況を知るー分析し、論ずることができる<BR>3.自分ならどうするかをシステマティックに考える、表現することができる
|
<授業の方法>
|
受講者数10名程度の少人数授業の利点を活かし、講義と演習を組み合わせて行う。プレゼンテーションを課す。
|
<成績評価の方法>
|
No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
---|
1 | 小テスト/レポート課題 | 50 % | トピックに関してのレポート | 2 | 発表/表現等 | 50 % | 授業時の発表(プレゼンテーション) |
|
<受講に際して・学生へのメッセージ>
|
出席は当たり前です。それぞれのトピックに関してレポートが出ます。討論ができるように院生としての当然の自主学習が必要です。むしろ、自主学習のペースメーカーとして、この授業を利用してください。参考文献は、それぞれの教員が授業中、話題にします。
|
<テキスト>
|
(未登録)
|
<参考書>
|
(未登録)
|
<授業計画の概要>
|
各回ともに担当教員の講義を聞いた後で、質疑応答を含む討論を行い、互いの認識を深める。14〜15回目の総括的討論では、学習した内容を踏まえて学習者が考えたテーマでの発表を行い、全体で討議する。<BR><BR>1 イントロダクション(岡林)<BR>2 教育学研究の史的展開(阿部)<BR>3 教育心理学研究の展開(酒井)<BR>4 日本教育史研究の新展開(阿部)<BR>5 子どもの生活と学校の変貌(秋山)<BR>6 学校教育についての学習理論的考察(岡林)<BR>7 学習者の認知発達(岡林)<BR>8 学校教育における対人関係発達への援助(酒井)<BR>9 教師-生徒関係の構造と教師研究(高橋)<BR>10 子どもたちの人間関係の発達(酒井)<BR>11 総合的学習の教育課程論的検討(高橋)<BR>12 幼児の知性の質と保育理論(秋山)<BR>13 幼児の知性の質を保障するカリキュラム(秋山)<BR>14 総括的討論 (1)―心理学的アプローチ(岡林)(酒井)<BR>15 総括的討論 (2)―教育学的アプローチ(阿部)(高橋)
|