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授業科目名 物理学特論演習I
時間割番号 533202
担当教員名 長島 礼人
開講学期・曜日・時限 後期・月・II 単位数 2
<対象学生>
修士課程学生
<授業の目的および概要>
物理学特論Iを終了した後,その課題について研究を深める.
<到達目標>
(1) 量子力学的取り扱いで電子線の回折強度を計算するプログラムが実際に作成できるようになる.<BR>(2) 実際に回折現象を観察するための実験手法を実際に体験しその概要を理解する.
<授業の方法>
演習.
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 80  %(1) プログラムを作成するための前提となる物理学に関する知識を備えたか,(2) プログラム言語の使用に習熟したか,(3) 実際に作成したプログラムは間違いなく動作するか 
2平常点/受講態度 20  %実験の際には丸一日拘束することになります.実施日は相談の上,決定します. 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
大学における実験研究の一端に触れてもらいます。
<テキスト>
  1. Reflection High Energy Electron Diffraction, Cambridge University Press, ISBN:0521453739
  2. Numerical Recipes in Fortran 77, Cambridge University Press, ISBN:052143064X
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
物理学特論I で学んだマルチスライス法に基づいて,電子線回折強度の計算プログラムを実際にコーディングしてもらう.言語は C++ か Fortran を予定.実験データも自ら計測し,自作のプログラムで解析を行う.