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授業科目名 古典文学特論演習IIA
時間割番号 530304A
担当教員名 池田 尚隆
開講学期・曜日・時限 後期・月・III 単位数 2
<対象学生>
全院生
<授業の目的および概要>
『源氏物語』を読む。数百年間にわたって積み重ねられた註釈研究に加え、異文や用例の調査、各種辞書類の利用により、一字一句もゆるがせにしない読みをめざす。また当時の歴史書や記録類に当たることで恣意的な読みを排し、平安時代の世界観・風俗に根ざした読解を心がける。平安文学の最高峰とされる『源氏物語』の精密な読みは、おのずと平安文学全体への展望を開くことになる。
<到達目標>
<授業の目的および概要>参照
<授業の方法>
演習
<成績評価の方法>
No評価項目割合評価の観点
1平常点/受講態度 50  %演習科目であり、出席を重視する。 
2発表/表現等 50  %作品の正確な読み取りができているか。独自の考察を進めているか。 
<受講に際して・学生へのメッセージ>
『源氏物語』は作品としての完成度の高さはもちろんのことですが、研究史も最高の厚みと質を有しています。『源氏物語』を読むことで学べるものは非常に大きいので、積極的な取り組みを期待します。
<テキスト>
(未登録)
<参考書>
(未登録)
<授業計画の概要>
1    『源氏物語』と研究史について<BR>2〜13 担当箇所の発表と討議<BR>14   まとめ