授業科目名
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古典文学特論IIA
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時間割番号
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530303A
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担当教員名
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池田 尚隆
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開講学期・曜日・時限
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前期・月・III
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単位数
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2
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<対象学生>
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全院生
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<授業の目的および概要>
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『栄花物語』を中心に歴史物語を論ずる。『栄花物語』が歴史として成り立つしくみを、その編年体構造や資料の扱いなどから考える。また『栄花物語』がそれぞれの出来事に対する姿勢を明らかにするには、男性官人による漢文日記との対照が不可欠であるので、併せてその読解を指導する。歴史物語や漢文日記という平安時代の実相をよく伝える作品にふれることで、他ジャンルの作品を新たな視点で捉えうることにも言及する。
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<到達目標>
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歴史物語と漢文日記の読解法を身に付けたうえで、独自の研究を進めることができる。
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<授業の方法>
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講義
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<成績評価の方法>
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No | 評価項目 | 割合 | 評価の観点 |
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1 | 小テスト/レポート課題 | 80 % | 授業内容の理解と、歴史物語についてどれだけ自分の考えを主張できるか。 | 2 | 平常点/受講態度 | 20 % | 3分の2以上の出席が必要。 |
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<受講に際して・学生へのメッセージ>
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歴史物語と古記録を学ぶことで、平安文学を見る新しい視角を得てください。
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<テキスト>
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(未登録)
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<参考書>
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(未登録)
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<授業計画の概要>
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1 歴史物語と漢文日記について<BR>2〜13 『栄花物語』と漢文日記の諸相<BR>14 まとめ
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