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授業科目名
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指導教員
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地域都市デザイン特論
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大山 勲/石井 信行/武藤 慎一
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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418082 | 2 | (未登録) | 1 | 前期 | 火 | I | ||||||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||||||
環境と調和した安全・快適で持続可能な都市や地域の計画・デザインについて、その技術および社会制度を、実際の事例を通じながら学び、さらに、ある地域を対象として計画デザインを実践し、理解を深める。<BR> 都市や地域の計画・デザインは経済性や機能性や表層的デザインの向上だけでなく、環境・生活・歴史文化・持続可能性などを総合的に検討する必要がある。本講義の目標は、そこに暮らす人の生活をイメージし、その場所の環境等を理解して、都市のあるべき姿を提示し、その実現に向けた方策を考え、さらに、行政・市民・デザイナー(またはプランナー)・まちづくりNPO等、それぞれの立場の思考をシミュレーションし、最終的にはいずれかの立場に立って結論を出すことができる人材を養成することである。 | ||||||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||||||
都市や地域の計画・デザインに関する技術を習得する | ||||||||||||||||||
[専攻の目標と講義の目標との関連性] | ||||||||||||||||||
専攻の目標は「人と自然とのバランスのとれた環境社会(安全で持続可能な社会)を創生するための人材の育成」であり、分野の教育目標は「環境と調和した安全で持続可能な社会を構築するために必要となる社会基盤の整備・保全に関する技術の基礎研究と開発を推進する人材を養成すること」である。地域都市デザイン特論では、持続可能な社会を構築するために必要な「都市計画を中心とする社会制度の把握」「住民協働など新しいコミュニティ開発手法の把握」「計画デザイン事例の調査」を行い、さらに技術の応用能力を養うために「ある地域における計画デザインの実践」を行う。これによって「環境と調和した安全で持続可能な社会を構築するために必要となる社会基盤の整備・保全に関する技術」のうち、特に「都市や地域の計画・デザインに関する技術」を習得させ、この技術に関する基礎研究と開発を推進する人材を養成する。 | ||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||
大学学部レベルの都市計画、景観工学、交通計画に関する基礎知識 | ||||||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||
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[参考書] | ||||||||||||||||||
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[講義項目] | ||||||||||||||||||
都市デザインの基礎:本年度のテーマは「市民協働まちづくり」とする<BR>1〜2.都市デザイン事例の把握および景観法の施行や都市計画法の改正など取り巻く社会的情勢の把握<BR>3〜4.住民協働による都市デザイン事例に関する文献レビューとレポート作成、およびディスカッション<BR><BR>都市デザインの実践:本年度のテーマは「景観破壊と景観計画」とする.各回、発表とディスカッションを行う.<BR>(受講者の専門分野,国籍等を考慮して調整することもあります。)<BR>5. 景観破壊の現状<BR>6. 景観法・景観計画とは<BR>7. 都市計画法・建築基準法と景観の関係<BR>8. 地区計画の事例にみる景観コントロール<BR>9. 景観破壊に対抗する有効な方策(甲府市を対象として)<BR><BR>都市デザインの技術:本年度のテーマは「都市問題開発のための技術」とする<BR>10. 公共経済学の基礎知識<BR>11. 費用便益分析の理論と実際<BR>12. 交通需要予測の理論と実際<BR>13. 交通整備の諸制度<BR>14. 具体的都市問題の考察と発表・ディスカッション |