授業科目名				指導教員
制御情報工学特論				大内　英俊
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
417730	2	(未登録)	1	前期	火	II
［概要と目標］
発展の目覚しい最近の制御理論として，機械系，電気系，流体系で用いられようとしている最適制御あるいは適応制御について概説する．
[到達目標]
実際にもよく応用されている制御法として，外乱オブザーバ，モデル規範形適応制御，２自由度制御，スライディングモード制御などについて，基礎理論を修得する．
［専攻の目標と講義の目標との関連性］
機械工学，精密工学に基礎を置きつつ，制御に関して自立的な学習を促し，数学，物理，情報関連の知識を教授し，自立的な研究，開発能力を備えた人材を育成する．
［必要知識・準備］
大学院修士課程修了程度の，古典制御理論，現代制御理論を学習していることが望ましい．
［評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート課題  50  % 課題に対するレポートを評価する．  2 その他  50  % 学期末における口頭試問によって学習到達度を評価する．
［教科書］
受講者の専門分野を勘案し、必要であれば指定する。
［参考書］
必要に応じて、文献を紹介する。
［講義項目］
１．制御の目的と評価（１回）<BR>２．線形システム制御理論（６回）<BR>　　　　システムの記述法、システムの構造、レギュレータ、オブザーバー<BR>３．制御関連の最近の新しい話題（７回）<BR>　　　　自由度制御，モデル規範適応制御，外乱オブザーバ，<BR>　　　　スライディング制御，ファジィ制御，ニューラルネットワーク制御など<BR>４．評価：総括・まとめ<BR><BR><BR>