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授業科目名
指導教員
表面科学特論
犬飼 潤治/國松 敬二
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
416805 2 (未登録) 1 前期 II
[概要と目標]
固体表面科学を習得する上での表面の理論および表面分析法を学習し、個々の研究に応用できるようにする。
[到達目標]
逆格子空間およびバンド理論の概念を理解する。各種表面分析法を学ぶとともに、表面の構造および電子状態が、表面の静的および動的過程とどのように関連するかを理解する。
[専攻の目標と講義の目標との関連性]
表面は、化学反応の場そのものである。固体表面科学を理解することにより、表面反応をより深く理解することを目指す。
[必要知識・準備]
固体表面化学特論を履修してあること。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 60  %論理的思考能力、問題設定・解決能力 / 授業理解度・課題調査能力 
2平常点/受講態度 40  %日常的勉学努力 
[教科書]
  1. バーロー 物理化学
  2. アトキンス 物理化学
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
第1回  表面科学イントロダクション<BR>第2回  表面結晶学 <BR>第3回  表面の対象性と表面回折<BR>第4回  固体表面の結合(I) イオン結合・共有結合<BR>第5回  固体表面の結合(II) 金属結合・分子結合・水素結合 <BR>第6回  表面電子状態(I) 電子が表面に局在する場合<BR>第7回  表面電子状態(II) 電子が表面に広がる場合<BR>第8回  バンド理論のあらまし<BR>第9回  表面の電子状態と仕事関数<BR>第10回 表面電子状態を知るための分析法 X線光電子分光法・オージェ電子分光法<BR>第11回 表面電子状態を知るための分析法 X線吸収分光法・その他の分光法<BR>第12回 原子・分子の吸着 振動分光法(EELS, IR)<BR>第13回 原子・分子の吸着 電極表面への水素、酸素吸着と燃料電池反応<BR>第14回 原子・分子の吸着 電極表面へのイオン吸着、CO吸着と吸着水分子<BR>第15回 まとめ