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授業科目名
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指導教員
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固体材料科学特論
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中川 清和/山中 淳二
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時間割番号
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単位数
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コース
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履修年次
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期別
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曜日
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時限
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416460 | 2 | (未登録) | 1 | 後期 | 火 | II | ||||||||||||
[概要と目標] | ||||||||||||||||||
'固体材料科学とは、固体の物理的性質を論ずることを目的としている。物質を細かく分けて世界の究極の構成要素の追求とそれを支配する法則を探るのではなく、原子が集まり結晶という集団を形成したときに現れる諸現象を理解するのが固体材料科学である。その中で、前半では結晶構造とその解析方法について論じる。後半では、エレクトロニクスの核として盛んに研究されている半導体に注目し、半導体トランジスタの基礎となる物理を理解することを目標とする。 | ||||||||||||||||||
[到達目標] | ||||||||||||||||||
目標の固体材料科学に関する全体像を把握することである。 | ||||||||||||||||||
[専攻の目標と講義の目標との関連性] | ||||||||||||||||||
機能材料システム工学専攻では、科学技術立国を目指す我が国の国家的研究開発課題の1つである高性能・高機能物質の創製、高度情報化社会のさらなる発展に資する各種先端ナノデバイスの開発を主たる対象として総合的な教育研究を行い、一連の学術的な基盤を教授するとともに、修得した先端的知識と技術を駆使して新規産業分野を開拓し、さらに発展させることのできる創造的な人材を育成するという目的を掲げているが、本授業では、先端ナノデバイスの形成、評価、動作原理に関わる講義を行う。 | ||||||||||||||||||
[必要知識・準備] | ||||||||||||||||||
量子力学、電磁気学 | ||||||||||||||||||
[評価基準] | ||||||||||||||||||
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[教科書] | ||||||||||||||||||
(未登録) | ||||||||||||||||||
[参考書] | ||||||||||||||||||
[講義項目] | ||||||||||||||||||
1.結晶構造 <BR>2.回折の基礎<BR>3.結晶構造解析法<BR>4.電子線を用いた分析法の実例<BR>5.バンド理論(自由電子模型、強結合近似、半導体のバンド構造、など) <BR>6.電子統計と電子の輸送(正孔の概念、不純物レベル、サイクロトロン共鳴、電流磁気効果、など) <BR>7.電子の散乱(フォノン散乱、不純物散乱) <BR>8.半導体界面の物理(pn接合、ヘテロ接合、ショットキィ接合、など) |