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授業科目名
社会臨床心理学特論
担当教員
岡林 春雄
時間割番号
単位数
履修年次
期別
415430 B 2 1,2 後期
[学習目標]
適応を目指す人間、それを援助する臨床というシステムを社会という概念から検討する。病者を病院の中に閉じ込めるのではなく、社会に戻すという試みを行ったイタリア・トリエステの事例などを通しながら、個人臨床から社会臨床への視点の広がりの必要性を論じる。この視点の広がりの必要性は、ターミナル・ケアーにも通じ、Remen(1993) が指摘する“癒し(healing)と教育のつながり”を社会的な観点から心理教育(psychoeducation)として検討したい。
[授業計画
大学院生対象のため、次のような日程になります。<BR><BR>10月:全員集合し、社会臨床心理学の導入ならびに説明を行います(90分)<BR><BR>    個別研究(個々人のテーマに基づき、資料集め、検討を行う)<BR><BR>12月:全員集合し、個別研究成果発表会(90分)<BR><BR> 1月:発表会での議論に基づき、プロジェクト(A4−30枚)をまとめ、提出<BR><BR><受講者は、履修申告と同時に(申告まででも良い)、oka@yamanashi.ac.jp.に連絡をすること。日程調整をします。>
[到達目標]
1.社会臨床心理学の発想が理解できる<BR>2.社会臨床心理学の発想を現実社会に応用できる
[評価方法]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 50  %自分のプロジェクトができたか 
2発表/表現等 50  %自分のアイディアをプレゼンテーションできたか 
[教科書]
  1. 現代社会と人間:認知的社会臨床心理学, 北樹出版
[参考書]
(未登録)