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授業科目名
担当教員
エネルギー変換特論
小宮山 政晴
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
328295 2 SS 1 前期 III
[概要と目標]
 持続社会の形成を考える上で、エネルギー問題を避けて通ることはできない。この講義では、人類が直面するエネルギー問題を正確に理解するための基礎的知識を獲得することを目的として、現在使用されているまたは開発されている各種のエネルギーについて理解する。またこれらエネルギーの相互変換と輸送、貯蔵についても学ぶ。さらにこれらエネルギーの使用を低減させるための省エネルギーの手法、ならびに地球温暖化回避のためのCO2問題対策についても触れる。
[到達目標]
 現在使用されているまたは開発されている各種のエネルギー(化石、核、バイオマス、太陽光、風力、地熱その他)の基礎について理解する。またこれらエネルギーの相互変換を、機械的、電気的、熱的、化学的エネルギーに分けて理解する。さらにこれらエネルギーの輸送、貯蔵手段の種類とその経済学を理解する。家庭から事業所まで、省エネルギーのために使用されるさまざまな技術を理解する。大気中のCO2濃度を増加させないための種々の技術的対策を理解する。
[必要知識・準備]
 大学初年級レベルの基礎化学の知識を前提とする。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1試験:期末期 25  %設問に対する解答の正確さ。計算問題の場合には得られた数値の正確さ、有効数字の適切さなど。 
2試験:中間期 25  %設問に対する解答の正確さ。計算問題の場合には得られた数値の正確さ、有効数字の適切さなど。 
3小テスト/レポート課題 50  %設問に対する解答の正確さ。計算問題の場合には得られた数値の正確さ、有効数字の適切さなど。 
[教科書]
  1. 河村和孝、馬場宣良, エネルギーの工学と資源, 産業図書, ISBN:4-7828-2606-0
[参考書]
  1. 亀山秀雄、小島紀徳, エネルギー・資源リサイクル, 培風館, ISBN:4-563-04278-1
  2. 中井多喜雄, 新エネルギーの基礎知識, 産業図書, ISBN:4-7828-3564-7
[講義項目]
1.エネルギー工学の基礎知識(2週)<BR>2.エネルギー資源・燃料各論(6週)<BR> 2.1化石燃料<BR> 2.2核エネルギー<BR> 2.3バイオマス<BR> 2.4太陽光<BR> 2.5風力<BR> 2.6地熱その他の自然エネルギー<BR> 2.7マイクロ発電<BR>3.各種エネルギーの相互変換(2週)<BR>4.エネルギーの輸送(1週)<BR>5.エネルギーの貯蔵(2週)<BR>6.省エネルギー(1週)<BR>7.CO2対策(1週)