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授業科目名
担当教員
人間指向機器加工学特論
平 晋一郎
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
327710 2 (未登録) 1 後期 III
[概要と目標]
特別に「人間指向機器」という機械があるわけではないが、ここで言う「人間指向機器」とは、機器を使用する、あるいは機器を利用して人間が人間生活の向上を目指す、そのような人間の特性を考慮した機器のことを指している。このような機器を製造する場合、当然のことながら、機器を構成する材料の特性を把握し、それに見合った加工法が要求される。本講では、いくつかの例をあげながら、このような機器を製造する際の加工の注意点について述べる。
[到達目標]
本講議の受講生は、必ずしも機械系学科の出身学生とは限らない。むしろ他の工学分野の素養を見につけた学生の受講が期待される。したがって、個々の加工法の詳細を学ぶのではなく、機器の目的とする仕事や動作に見合う加工法の選定と注意点の総合的な理解を得ることを目標とする。
[必要知識・準備]
できれば、材料学や加工学の初歩的な知識を持っていることが望ましいが、機械系学科以外の出身者には、その都度説明を加えるので、特に事前の準備は不要である。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 20  %中間時点での理解度 
2平常点/受講態度 30  %授業に対する熱意 
3発表/表現等 50  %学習した内容に対する総合的理解度 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
1.序論 「人間指向機器」とはなにか。<BR>2.人間指向機器の実例(1)<BR>3.人間指向機器の実例(2)<BR>4.機器を作るための材料およびそれに適した加工法の必要性<BR>5.材料の機械的特性<BR>6.材料の強化法(1)熱処理等<BR>7.材料の強化法(2)その他の強化法<BR>8.その他の材料特性<BR>9.種々の材料加工法<BR>10.機械的加工法<BR>11.電気的化学的加工法<BR>12.その他の加工法<BR>13材料、加工法と人間との相性<BR>14.人間指向機器製造の注意点<BR>15.人間指向機器製造の展望