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授業科目名
担当教員
微生物資源工学特論
柳田 藤寿
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
326640 2 (未登録) 1 前期 I
[概要と目標]
 微生物を利用した発酵工業等は幅広い分野で利用されている。本講義では、微生物資源の重要性や微生物遺伝子資源の利用などを理解して現代社会に応用できる力を養うことを目標とする。
[到達目標]
微生物の幅広い利用等が理解出来る事を到達目標とする。
[必要知識・準備]
微生物学および生化学について、講義開始前にこれらの内容についてよく復習を<BR>しておくこと。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 50  %レポートを提出し評価の対象とする。小テストも行う。 
2平常点/受講態度 30  %出席点も評価の対象とする。 
3発表/表現等 20  %テーマを決めて発表会を行い評価の対象とする。 
[教科書]
  1. 授業において特に教科書の指定は、行わない。
[参考書]
  1. 授業において特に参考書の指定は、行わない。
[講義項目]
1−4 各人の修論のテーマを解りやすく説明する。 <BR>4−7 乳酸菌は、糖を発酵し、多量の乳酸を生産する細菌の総称であり、古来から人間の生活に深く関係してきた。そこで、”乳酸菌の科学と技術”の本から最新の乳酸菌の研究について講義する。また、自然界や発酵食品からの乳酸菌の分離や近年乳酸菌による抗菌性物質の利用が盛んであり、これらについても講義する。<BR><BR>8−10 ワインと乳酸菌 ワイン醸造において、ワイン中に含まれるリンゴ酸は、乳酸菌によって乳酸と炭酸ガスに分解される。これはマロラクティック発酵(MLF)と呼ばれ、ワインの風味を改善している。そこで、このMLFについて講義する。<BR><BR>11−12 ビフィズス菌は、人の腸内に住みついて人の健康に深く関わっている。そこで、この有用な菌と腸内細菌との関わりや、プロバイオティクスなどの生理効果について講義する。<BR>13−14 海洋酵母を利用した世界初のワイン研究についても講義する。<BR>15 まとめ