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授業科目名
担当教員
構造インフォマティクス特論
大槻 隆司
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
326555 2 (未登録) 1 後期 I
[概要と目標]
生体内構造および機能発現を担うタンパクを中心として、構造生物学や生物情報学の概念を織り交ぜながら、ナノレベルからマクロレベルに至る生物構造と機能の関係について解説する。
[到達目標]
生体分子についての構造情報を得るための手法、および得られた情報を活用して生物機能を理解するに至るための様々な技術と考え方を会得することを目標とする。
[必要知識・準備]
生化学ならびに分子生物学に関連する基礎知識を有していることを前提に講義を行う。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1小テスト/レポート課題 40  %設定した課題に対する思考過程を重視する。 
2平常点/受講態度 50  %質疑・討論などにおける積極的な姿勢を特に高く評価する。 
3発表/表現等 10  %自身の考え方をいかにして他者に伝えるのかに関する努力を評価する。 
[教科書]
  1. 指定しない
[参考書]
  1. David Mount, Bioinformatics: Sequence and Genome Analysis, Second Edition [Paperback], Cold Spring Harbor Laboratory Press, ISBN:978-0-879-69712-9
  2. Andreas D. Baxevanis, B. F. Francis Ouellette (eds.), Bioinformatics: A Practical Guide to the Analysis of Genes and Proteins, 3rd Edition, John Wiley & Sons, Inc., ISBN:978-0-471-47878-2
  3. Jenny Gu, Philip E. Bourne (eds.), Structural Bioinformatics, 2nd Edition, John Wiley & Sons, Inc., ISBN:978-0-470-18105-8
[講義項目]
第1回  構造生物学について<BR>第2回  構造決定・解析法概説1<BR>第3回  構造決定・解析法概説2<BR>第4回  タンパク構造の基礎<BR>第5回  タンパク構造の物理化学<BR>第6回  タンパクの配列・構造・機能の関係    <BR>第7回  アミノ酸配列からの構造予測と分子シミュレーション<BR>第8回  タンパク立体構造決定法<BR>第9回  タンパク配列・立体構造データベース<BR>第10回 酵素による基質認識<BR>第11回 核酸の構造と認識<BR>第12回 抗体、膜タンパク、オルガネラ等と構造生物学<BR>第13回 ホットトピック討論1<BR>第14回 ホットトピック討論2<BR>第15回 総合討論