授業科目名				担当教員
固体表面化学特論				犬飼　潤治／國松　敬二／出来　成人
時間割番号	単位数	コース	履修年次	期別	曜日	時限
325755	2	(未登録)	1	前期	火	I
［概要と目標］
固体表面化学を習得する上での界面化学・表面結晶学・表面分析法を学習し、個々の研究に応用できるとともに、表面化学に関連した文献を理解できるようにする。
[到達目標]
１）界面化学に関する基礎的な理解を得る。<BR>２）吸着種を含む表面幾何構造を原子レベルで理解できるようにする。<BR>３）各種表面分析法を理解した上で、実表面の幾何および電子構造を原子・分子レベルで把握し、それに基づいた表面の物理化学的特性を理解できるようにする。
［必要知識・準備］
電気化学、固体結晶学および量子化学の基礎
［評価基準］
No 評価項目 割合 評価の観点 1 小テスト／レポート課題  60  % 論理的思考能力、問題設定・解決能力 ／　授業理解度・課題調査能力  2 平常点／受講態度  40  % 日常的勉学努力
［教科書］
(未登録)
［参考書］
バーロー　物理化学 アトキンス　物理化学
［講義項目］
第１回　　界面化学とは<BR>第２回　　界面電気化学<BR>第３回　　コロイド分散系<BR>第４回　　界面化学とナノサイエンス<BR>第５回　　界面化学応用<BR>第６回　　表面結晶学　単結晶表面構造<BR>第７回　　表面結晶学　単結晶表面の表し方<BR>第８回　　表面構造を知るための分析法　回折法<BR>第９回　　表面構造を知るための分析法　走査型トンネル顕微鏡<BR>第１０回　表面電子状態を知るための分析法　Ｘ線光電子分光<BR>第１１回　表面振動状態　表面赤外分光法の原理<BR>第１２回　表面振動状態　表面赤外分光法の電気化学反応研究への応用<BR>第１３回　表面振動状態　表面赤外分光法による燃料電池アノード反応解析<BR>第１４回　表面振動状態　表面赤外分光法による燃料電池カソード反応解析<BR>第１５回　表面と反応性