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授業科目名
担当教員
高分子材料化学特論第二
鈴木 章泰
時間割番号
単位数
コース
履修年次
期別
曜日
時限
325590 2 (未登録) 1 後期 II
[概要と目標]
高分子材料は航空・宇宙、電気・電子、通信、輸送、医療など様々な分野で使用されている。ここでは各分野で用いられている機能性高分子材料について、その機能の発現機構とその特性などを説明し、また応用例についても概説する。
[到達目標]
高分子材料の用途とその特性についての知識を習得する。
[必要知識・準備]
高分子材料の合成および物性の基礎的な知識を必要とする。
[評価基準]
No評価項目割合評価の観点
1平常点/受講態度 30  %出席、レポートなど 
2発表/表現等 70  %課題発表 
[教科書]
(未登録)
[参考書]
(未登録)
[講義項目]
高分子材料は航空・宇宙、電気・電子、通信、輸送、医療など様々な分野で使用されている。ここでは特に各分野で用いられている機能性高分子材料について、その機能の発現機構とその特性などを説明し、また応用例についても概説する。<BR>1)力学機能:優れた引張特性を有する高分子材料について化学構造ならびに分子配向を含む物理的面から説明する。<BR>2)耐熱機能:耐熱性高分子材料を化学構造、化学結合、熱力学などから説明する。<BR>3)光学機能:光学材料としての基本的な要求特性と材料の化学的及び物理的構造との関係を説明し、光ファイバー、レンズ、光ディスクなどについて説明する。<BR>4)接着機能:接着力の発現機構について述べ、接着剤としての要求特性と化学構造との関係について説明する。<BR>5)感光性機能:高分子材料の光による構造変化と物性変化について説明し、その応用例としてレジスト材などを紹介する。<BR>6)医用機能:一般医用及び治療用高分子材料としての要求特性について説明し、人工血管や人工臓器に用いられる医用機能を有する高分子材料の構造的な特徴を述べる。<BR>教科書、参考書など:教材用プリントを配付する。